サボテン天晃 根腐れ、失敗!
テロカクタス属のサボテン・天晃の調子が悪い原因は根腐れであった。その後の根切りの失敗報告です。
生育に気がかりな点は数多くあった。
①今春、蕾が途中で萎れてしまった、②新しく発生した赤い刺も細く、勢いが感じられない、③生長部の稜間が褐色になっている、④株がぐらぐらして安定していない、⑤春の植替え時、前年に伸びた新根が少なかった等。
根の状態を調べたら、1箇所しか根が伸びていず、他の5mmほどの根はボロボロに腐っていた。
この赤腐れ部分が維管束に沿って上っていた。写真は3本の太根(2cm)まで切った状態。
しかし、これとは別に一部気になる黒褐色点があり、これを完全に除去するため更に切って行き、結局根元まで進んでしまった。
写真には子吹きの小さな子(2mm)が写っていますが、この部分まで切り進んでしまった。
結局、小さな点は大きな不定形の茶褐色部分へと続いていた。これは株際の太根が絡み合った隙間が根に巻き込まれて出来たもののようだ。
こんなこともあるのだ。念には念を入れて切りすぎた。残念。
今は石灰硫黄合剤を塗って乾燥していますが、幸運を願うしかない。
*天晃の栽培記録は”カテゴリー、サボ・テロカクタス属”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
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