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ロビビア属のサボテン・黄裳丸の実生栽培を始めて2年。
咋冬、全体が褐色になって生長が遅れたため、ひやひやしながら育成している。
添付写真上のように、幾分早めに生長開始したものは、高さ4cmほどになり、肌も緑色で堅作り状態になっている(下部に昨年の褐色部分が見える)
しかし、2株は褐色部分がほとんどで、今が生長開始状態。
やはり、冬の間、極度の乾燥により細根が枯れたり(このケース)、
根ジラミがすくんいたりすると、生長再開が順調ではない。
暖かい室内のビニール温室内で3回目の冬の間に養生したい。
*黄裳丸の病気や実生栽培記録は”カテゴリー、サボ・ロビビア属”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
自家受精した青王丸の種を蒔いて3ヶ月、今頃一斉に発芽しだした。
7月の取りまき時点で2個しか発芽しなかったのに(発芽率<1%)。
長期間の湿潤状態でも何ら変化無く、カビも生えなかった。
「サボテンの実生、奥一 鶴書房」に、青王丸は採種後の取りまきの方が発芽率が良いと記載されていたのだが・・・
同じノトカクタス属の獅子王丸では1年後の方が発芽がよいらしい。
私の少ない経験上では、青王丸は3ヶ月程の後熟期間が必要のようだ。
発芽したばかりの苗には気温が低く、厳しい時期になりますが、室内のビニール温室に入れて見守るだけ。
*青王丸の花、栽培記録は”カテゴリー、サボ・ノトカクタス属”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
スタンプマガジン11月号に、かわいいプチ猫切手コレクションの記事が紹介されていた。
サボテン切手にプチ猫はいないか探したら、2003年フランス発行のLucky Lukeの西部劇漫画切手シートにクロネコ発見!
モニュメントバレー風の岩山と枝分かれしたプチサボテン(柱サボテン・弁慶柱?)がデザインされている漫画切手のマージン部分にクロ猫が。
サインのMorrisはベルギーの漫画家Mourice de Bevereのこと。
この漫画は読んでいませんので、猫、犬、馬の名前はわかりません。
*弁慶柱をデザインされた切手については”サボテンの切手帳”や”サボテン・多肉植物:切手、”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
サボテン白麗丸の幼苗が根腐れのため腐ってしまったので、今秋再購入した。
値段は380円。
だるま状の形は気に入らないが、前回のものより、二周り大きい。
黄色い花を期待しているが,
今は白い刺を眺めて気長に栽培。
白麗丸の病気、栽培記録は”カテゴリー、サボ・ロビビア属”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
白麗丸の初花はこちら。
9月下旬に種を撒いた虹色スミレは、双葉から本葉が発生して、ちょっぴり大きくなってきた。
もう青虫に齧られている本葉もあり、油断がならない。
さて、ホームセンターに立ち寄ったら、花つきのパンジーの苗が沢山、棚に並べてあった。
1ポット98円から298円までいろいろ。
虹色スミレは”リカちゃんパンジー”を前面に一際目立ち、値段も一番高かった。
・・・50個程度、発芽したから、得をした気分になってしまった。
*添付写真は虹色スミレの販売苗と本葉がでた実生苗。
パンジーの栽培記録は”カテゴリー、園芸”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
ホームセンターで、サボテンの根ジラミ対策用に農薬・ダイシストン粒剤をついに購入した。
印鑑、運転免許証を提示・記帳して購入。
青色色素で染色した2,3mm径の鉱物質粒に、有機リン系殺虫剤エチルチオメトンを浸透させたもののようだ。
独特の臭気があります。吸わないように。
3Kg入り袋なので、どかっと撒きたいが、生育障害(特に幼苗)も心配。
サボテン鉢にほんの一寸、全ての鉢に撒いてみた。
これではサボテンだけには使い切ることはできない。
根ジラミ死んでくれ!
<追記>その後、
植替え時、小さじ半分程度、用土に蒔いておいた結果、根ジラミがいなくなりました。大袋のダイシストン粒剤は小瓶に詰め替えておくと使い勝手がよくなりました。
<追記2> 鉢が大きいと、鉢底の方に巣食っているケースがあります。 なおダイシストンは発売中止となっていて、在庫限りのようです。
*サボテン、多肉植物の栽培記録は”カテゴリー、サボテン・多肉植物”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
秋も本番。私の恵比寿笑いの葉は、灰黒色の斑点が出来たり、萎れたり、黄葉したりしてポロポロ落ちてきています。
別に株が腐ったり、枯れたりしているわけではない。
残暑が苦手で、この頃から潮目が代わったようだ。
昨年は10月末にイガグリ頭となったので、冬眠の準備のようだ。
まだ元気な実生苗の張りのある緑葉も、もうそろそろかな。
*添付写真は4号駄温鉢に植えてある恵比寿笑いの現在状態。
恵比寿笑い(恵比須笑い、パキポディウム・ブレビカウレ)の栽培記録は”カテゴリー、多肉・パキポディウム属”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
リトープス混合種をまいて14ヶ月目。
8月末に植え替えた実生苗は、涼しくなるとともに生長が本格化。
4mmの小さいもの、萎れたものもあるが、殆ど1cm超ぐらいに。
写真は花紋玉系混合種の植替え直後と、2ヵ月後の現在の状態。
もっと離して植替えなければいけなかった。
窓の模様、色もはっきりしだし、微妙な違いも見飽きない。
しかし、株の名称、学名、Cole No.等に辿り着けない状態。
特徴が明瞭になる頃には、高価なLithops専門書を見て、名札ぐらいつけてやりたい。
それにはまず貯金。
*リトープスの実生栽培記録については”カテゴリー、多肉・リトープス属”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
暖地のため、9月下旬パンジーの種まきをした。今年は虹色のグラデーションの華やかさが謳い文句の”虹色スミレ”を選ぶ。
品種は”スイートハートなど”となっているので、混合種のようだ。
ピートバンを用いたタネまきの説明文が添付されていたが、種まき用土に芝目土をまぜ、プラスチック鉢の一枡に2,3個づつ撒く。
写真は10日後、双葉が出てきた状態。50個ぐらい発芽。
春は虹色、プランターで一杯になってしまいそう。
ところでタネの生産地は”チリ他”。地球の反対側でつくられているんですね! また”など””他”って気になる。
*パンジーの栽培記録は”カテゴリー、園芸”にまとめます。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
多肉植物の宝庫、マダガスカルにサボテンは自生しているのかな?
バオバブの大木のことを調べていたら、「マダガスカル 異端植物紀行、湯浅浩史、日経サイエンス社」に、葦サボテン・リプサリス属のことが記述されていた。リプサリス属はマダカスカル中央部の岩山や森林に着生し、数種自生しているそうだ。
この本はパキポディウム属や形態がサボテンに似ている”陸のタコ”ディディエレア科などマダガスカル固有種を多数、簡潔明瞭に説明していて、大変興味をそそられました。
早速、サボテンの専門書で調べてみた。リプサリス属の大部分はブラジルに自生してい るが、Rhipsalis baccifera(R.pendulua、糸葦)はマダガスカル、セイシェル、モーリシャス、レユニオン、スリランカ等の島々にも広く自生しているそうだ。小さな果実は甘いので鳥が種を運んだのではないかとされている。
マダガスカルにはRhipsalis baccifera subsp.hileiabaianaという固有種も自生しているそうだ(「THE CACTUS FAMILY 、E.F.Anderson 、Timber press」より)。
マダガスカルにはとても行けませんが、知れば知るほど興味がつきません。
*添付切手はRhipsalis bacciferaの花(タークス・カイコス諸島、1981年2月10日発行 Sc#472 Ripsaw cactus)
*サボテン、多肉植物全般については、”カテゴリー、サボテン・多肉植物”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。