マダガスカルのサボテン
多肉植物の宝庫、マダガスカルにサボテンは自生しているのかな?
バオバブの大木のことを調べていたら、「マダガスカル 異端植物紀行、湯浅浩史、日経サイエンス社」に、葦サボテン・リプサリス属のことが記述されていた。リプサリス属はマダカスカル中央部の岩山や森林に着生し、数種自生しているそうだ。
この本はパキポディウム属や形態がサボテンに似ている”陸のタコ”ディディエレア科などマダガスカル固有種を多数、簡潔明瞭に説明していて、大変興味をそそられました。
早速、サボテンの専門書で調べてみた。リプサリス属の大部分はブラジルに自生してい るが、Rhipsalis baccifera(R.pendulua、糸葦)はマダガスカル、セイシェル、モーリシャス、レユニオン、スリランカ等の島々にも広く自生しているそうだ。小さな果実は甘いので鳥が種を運んだのではないかとされている。
マダガスカルにはRhipsalis baccifera subsp.hileiabaianaという固有種も自生しているそうだ(「THE CACTUS FAMILY 、E.F.Anderson 、Timber press」より)。
マダガスカルにはとても行けませんが、知れば知るほど興味がつきません。
*添付切手はRhipsalis bacciferaの花(タークス・カイコス諸島、1981年2月10日発行 Sc#472 Ripsaw cactus)
*サボテン、多肉植物全般については、”カテゴリー、サボテン・多肉植物”にまとめております。興味ある方はどうぞ。画像はクリックすると拡大します。
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