ハチドリとメロカクタス
ハチドリがサボテンの花の蜜を吸っている場面を撮った切手が発行されました。
カリブ海のキュラソー島Curacaoから今年発行された花、果物切手の中の1枚です。サボテンは、この島に自生しているMelocactus macracanthus(赫雲かくうん、M. macracanthos)。
ハチドリは羽色からBlue-tailed Emerald(Chlorostilbon mellisugus)と推察してます。
この島に自生する赫雲の大きい花座(高さ20センチ、径10センチほど)にハチドリが飛来してきて、受粉しているのだということがわかりました。
なお、キュラソーに自生するRitterocereus griseus(Stenocereus griseus, Pitaya De Mayo)の果物、Opuntia wentiana(Opuntia caracassana)の黄花の切手も同時に発行されております。
蛇足:キュラソーはオランダ王国の構成国の一つで、ベネズエラの北に浮かぶカリブ海の小島です。
*縮小画像はクリックすると拡大します。 メキシコのサボテンと大きなハチドリの切手はこちら。
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メロカクタスの小さな花の蜜を吸うとは思いもよらず、驚きです。
そういえばブラジルではパッションフルーツの花にもやってくるそうです。
投稿: cooパパ | 2012年9月21日 (金) 14時41分
コメントありがとうございます。
サボ愛好家 垂涎のショットと思っています。
cooパパさんのお庭のパッションフルーツにもハチドリが飛来すると良いんですがね~
投稿: さぼらん | 2012年9月21日 (金) 17時21分