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”東海道名勝遊覧案内図”に藍壺の滝!

マニアックな地元ネタです。 
伊豆半島ジオサイト”鮎壺の滝”は地図にどう記載されていたかを検証する地味な作業を継続しています。
 
すでに、明治42年発行の”豆相遊覧案内地図”に名所として、富士見滝(一名 藍壺の滝)の記載を確認。
 
今回、大正15年発行の鳥瞰図”東海道名勝遊覧案内図”(湯河俊次、至誠堂書店発行)に、三島駅(現下土狩駅)脇に”藍壺滝”と名所表示されていました。
 
Photo
 
裏面”藍壺の瀧”の写真付き案内文には、
 
「一名富士見瀧とも称し三島駅の西方一丁富士の基底熔岩が黄瀬川の渓谷に添て三島に流れ茲に一大断壁をなした瀧は此処に出来たので東側の安城氏の別荘から眺めると数丈の大瀑布が松林と熔岩断壁の間に落下しその背面に富士の英姿を眺められる」
と記述されていいます。
 
 
2
 
何しろ、”駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠”と言われる白隠禅師が宝暦8年(1758年)、”百千斛雪同時撒 数萬箇雷特地鳴”と詠んだ瀧。 
その雰囲気、わかります。
 
なお、三島園の後を引き継いだ安生氏の名前が出てきたことに驚く一方、白隠禅師の開基、龍沢寺が滝沢寺になっているのは、いただけない!
 
ついでに、この鳥瞰図の上半分は、「富士箱根案内図」(昭和2年、静岡県駿東郡教育会、至誠堂書店発行)と、全く同じものでした(但し、滝の裏面説明文は無し)。
 
 
ということで、
 
大正終わりから昭和の初めの鳥瞰図において、鮎壺の滝が東海道の名勝として紹介されていましたよ・・・という話題でした。
 
(長文失礼しました)
 
Photo_3
写真は、水量少ない冬の”鮎壺の滝”(2017年12月)

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