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サボテン・根ジラミ対策

Photo_28 室内のビニールハウスにあるサボテンの植替えを開始した。まだ、最低気温は低いのだが、サクラの開花宣言もあり、待ち切れず気になっていた株から始めた。悪い予感通り、根ジラミを発見。 成長が悪く、何回も用土を代えていたが思い通り生育せず、環境が変わってこじれたと妥協していたが、原因の1つは根ジラミであった。これからのため現在の対策状況をメモした。この成果は数ヵ月後にでるはずだ。

根ジラミがいた株に共通する点は、①春から夏にかけて、今までより成長が遅い、あるいは停止していた。②生育期に用土の乾燥が遅い。③肌の色に張りがない。④蕾が途中で落ちてしまう。⑤業者からの一括購入品がほとんどであった。

根ジラミは0.5~1mmの乳白色の蛆虫様形態。体は柔らかく、ピンセットで簡単につぶれる。虫眼鏡で見ると動きがわかる。①根元や径1mmほどの根についている。コロニーを作っているようだ。ロビビア属マイラナの場合、せいぜい10mm程に伸びた新根に整然と並んで吸いついていた。②周りの用土や根、あるいは鉢の内壁に白い粉が付着している。繭状の白い抜け殻?もあった。園芸本では深い記述少ない。この吸血鬼を根絶するため、さらに詳しい生態を知らなければならない。

根ジラミ(+)株は、新聞紙上で用土を落とし、強流水で根元をよく洗った。弱った根も当然、この段階で吹き飛ばした。根元の薄皮などもピンセットで剥してきれいにし、オルトラン1000倍液に10分間程浸透させた。再度、注意深く点検し、虫の有無をチェック。鉢を再使用する場合、熱湯消毒処理をした(プラスチック製名札は硬化し、変形するので注意)。まだ室内に取り込んでいるため、オルトラン散剤は暖かくなって屋外に置く時、撒く予定。また、伝染しないよう、鉢の置き方にも注意するつもり。

さて、今日は下を向いて、ミリ単位の細かい作業であった。写真はイタリア、カプリ島で見つけたサボテン様の樹木。瀟洒な坂道にある高級ホテルの庭先に、高さ10mほどにのびのび育っていた。

<追伸> その後、サボテンやメセン類の根ジラミには、ダイシストン粒剤へ切り替えました。この農薬はよく効き、根絶したようです。

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