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すずらんが葉を伸ばし、もう白い花を咲かせてきました。顔を近づけると微かにあの香りが、ほんわか、ほんわか。♪♪
スズランは半日陰、例えば木漏れ日のある所が好きなようですね。すずらんの里(山梨県芦川村)へ行ったことがありますか?静岡県との県境の峠に近い山奥ですが、そこも明るい木陰(白樺)の下、斜面にたくさんはえていました。ここの花はあと1ヶ月程かかりますが。
また株分けし、日当たりの良いところに以前、移植したら、夏の暑さ、日照に葉焼けし、結局3株のみオダマキなどの葉陰で共存してます。現在の場所はブロック塀(東)、梅(南)、柘植(西)に囲まれていますが、もう20年程度、そこで花を咲かせています(幅30cm、長さ1m)。今年の花芽の数は10数本です。
今の住処は雑草もそれほど生えてこず、丁度良い均衡状態なのですね。そっとしてあげたいが・・・
添付画像のスズラン切手は①1999年4月28日、80円、北のロマン・花木、スズラン、②2005年4月26日、50円 北海道スズラン
富士宮市猪之頭のミツバツツジが今週半ばから満開になっています。西富士道路から139号線を上り、猪之頭地区の砂利の市管理の駐車場(15台程度、無料)に車をいれた。すぐそばの小高いところに1本、赤紫のミツバツツジと水仙が満開。曇り空のなか、春の雰囲気。勿論、県指定天然記念物。地元では開花(例年4月20日頃)は里芋の植える時期に当るのでイモウエツツジと呼んでいるそうです。
ツツジの周囲を数回廻り、その大きさを眺めた後、ここからすぐ下の陣馬の滝へ。車が数台止まれるスペースが有る。遊歩道をのんびり歩くと、大きな滝つぼ発見。五斗目木川にかかる滝や、溶岩の隙間から水が糸のように染み出ている滝が多数。近くには湧水を利用したわさび田もある。ここでも滝を眺める、遊ぶというより、隅のほうで、ペットボトルを多数持参し、湧水を汲んでいる常連さんが多い。写真の滝は上流からの流れを撮ったもの。名称由来は源頼朝の巻狩時、一夜の陣を張ったことによる。なるほど今日の水の流れは細いが、谷は深く、滝つぼも広い。 また、近くには頼朝家臣の畠山重忠の駒止めの桜もあり、これも満開。かなり樹高のある1本桜。
そこから再び下って朝日瀧へ。熊久保農村公園の案内表示に従って道路から左に降りていくと、30mくらいの高さの朝日瀧。かなりの水量で迫力がある立派な瀧。そばには朝日小瀧と満開の富士菊桜。フジサクラの八重咲きの新品種。15台くらい止まれるトイレつき駐車場が完備。
白糸の滝付から猪之頭付近にはその他田貫湖や朝霧高原など遊ぶ所が多い。今回は、富士宮やきそばまでは時間が無かった。
<追記> 2012年3月5日
今朝の新聞記事、「自生の菊咲き性のサクラの最初が富士菊桜。富山県入善町で、2例目が発見され”入善乙女キクザクラ”と命名された」。
ここ2、3日寒さが続いて、珍しく4月18日夜には箱根に雪が降っていました。屋外ビニールトンネル内に3月から置きっぱなしのサボテン赤花豊麗丸は、順調に花茎を伸ばし、2輪花を付けました。
この豊麗丸にはカイガラムシや根ジラミ対策等で大変勉強させられました。そんなに弱った株ですが、ラッパ状の花はあっさり、すっきりして気持ちが良い。
以下は余談、教訓。
伊藤芳夫氏の命名の豊麗丸はメセキノプシス(小ラッパ海胆サボテン)属で花は白色が一般的ですが、これは桃色。 業者はロビビア類ということで花サボテンにまとめています。この類は栽培の良し悪しは花が咲いてなんぼですから、今年の成績は現状30点ぐらい。なお園芸店にも時々売られておりますが、大きくなると形が崩れるようですね。またワタムシが付いている株も見ました。
カイガラムシは初秋、下部から発生し、頂点の襞の間まで巣くっていました。市販のカイガラムシ用スプレー剤を吹きかけたり、へらなどで細かく剥ぎ落す作業を今春まで2回行い、やっと食い止めることが出来ました。
また根ジラミでは、根が少ないいにもかかわらず、数匹おりました。洗浄操作やオルトラン処理等をこれも2回行いました。根絶のため1ヵ月後にもオルトラン顆粒を撒く予定にしています。
さらに購入直後は良く見ていなかったが、根元には燻炭になりきれない籾殻が詰まっていて水が浸透しにくくなっていました。そのため水周りが悪くなり、根ジラミの発見も遅れてしまった。やはり業者から購入する時はきれいにしてから植替えをしなければならない。 病気になると吸水しなくなるので、体は縮み、鉢も軽く感じました。吸水しだし、蕾が付いたのは3月になってからでした。 反省と勉強になった株。
ひめおうぎ(姫扇)が緋色の小さな花を咲かせてきました。この南アフリカ原産の姫扇は結構元気で、すみれと同様、コンクリートの隙間や半日陰のところでも生えています。数株くらいなら風情もあるのですが、花後、つやのある栗色の種が落ち、増えすぎてしまいました。1cmぐらいの球根を有す小さな多年草で、庭では毎年これから雑草化します。
ところで、姫扇は別名ひめひおうぎ(姫緋扇)、ひめひおうぎあやめ(姫緋扇菖蒲)ともいわれているらしい。ひおうぎ(緋扇)、ひおうぎあやめ(緋扇菖蒲)、ひめひおうぎすいせん(姫緋扇水仙)という同じあやめ科の植物もあるのでね。園芸名はその形態によりつけられたと思いますが、緋扇貝と違い、覚えるのに混乱し、今まで区別できませんでした。
4月のひおうぎ(緋扇)は根茎から芽をだして、葉が数枚の状態です。夏になると葉は50cmくらいになり、花茎も伸ばして5cm程度の緋色の花を次から次へと咲かせます。こちらも黒くて丸い種をたくさんつけます。私は、生け花材料の種から、株を増やしました。
姫扇、緋扇と我が庭と頭の中は、混然状態ですが、一目瞭然。
葉桜の日本平パークウェイを下りて、観富山龍華寺(日蓮宗)に立ち寄った。昭和天皇も行幸に来られた由緒あるお寺です。紀伊、水戸徳川家からの寄進により建立された茅葺の本堂は今も健在。
その境内の南面には日本最古の天然記念物の大サボテン。ウチワサボテンの大型宝剣か。推定樹齢300余年。根元は径20~30cmぐらいの柱状になっており、風通しの良い状態で多数の株が生えていた。すでに1cmほどの新芽も多数見られ、元気。
また傍には国指定天然記念物の大ソテツ。こちらの雄株の推定樹齢は1100年。国内最大、最古の蘇鉄。雌株は800年、根元が太い。昔はここから、名称の通り、富士山が良く見えたであろう。
帰途、清水港にあるエスパルスドリームプラザを訪れた。街中に比べ、結構な人出で、若いカップルが多かった。
今度のドライブでは野口雨情(赤い靴)、徳富蘇峰(吟望台)、高山樗牛(龍華寺)を知る機会となったが、徳川家康、武田信玄(東照宮)に比べて新しすぎて、ちび丸子ちゃんに比べると古すぎた。
久しぶりに富士山が良く見える天気の良い日になった。早速、日本平と久能山東照宮にドライブ。
日本平山頂の吟望台から、この季節にしては富士山や箱根、伊豆地方が良く見えた。少し下がったところには野口雨情の童謡赤い靴の女の子母子像。女の子のモデルは旧清水市出身とのこと。
ロープウェイ あおい号で久能山東照宮へ。この久能山はかなり歴史が古いらしい。武田信玄も1568年ここに城砦・久能城を設けている。ロープウェイ発着所付近に当時の石垣や勘助ゆかりの井戸もあった。表参道の石段を登って
初めて訪れた数年前、東照宮はシロアリに食われてかなり傷んでいた。しかし現在、社殿は50年に1度の漆塗替え工事が済んで、創建当時の極彩色を発し、見事なものでした。楼門の修復も待たれる。
帰りは清水区側に降りたが、日本平ホテルの庭園に寄るべきだった。ここはドラマ”華麗なる一族”の撮影がなされたところ。その時の撮影風景やサイン等の展示があったり、弁当販売などの企画がされているようだ。
今日は勉強になった。
*写真は赤い靴の女の子母子像、拝殿、唐門の扉の透彫り
追記:NHK木曜時代劇 柳生十兵衛七番勝負(第3回孝養の剣、4月19日)で正雪の実兄との勝負が拝殿前の石段にて行われてました。
4月になり、部屋の最低気温も20度近くになってきたので、専門業者等から購入した種で今年初めてサボテン実生にトライしています。
発芽用用土として、バーミキュライトとイソライト(珪藻土焼成粒、山城愛仙園より購入)の1対1混合を試しに使用した。バーミキュライトは水の給水状態が判りづらいのでイソライトを混合した。
器は使い捨てプラスッチク容器(ポリエチ)を使用した。それぞれ煮沸消毒し、種は消毒用アルコールを滅菌した。
室内ビニール温室内(無加温)に置き、アルミバット中で時々腰水状態にし、湿潤状態を保持させた。また時々、ベンレート水和剤2000倍液を噴霧した(糸状菌対策)。
発芽して、毛根がまとまってきたり、キャップ状態の種が落ちるなど、しっかりしてきたら、別用土に順次移植した。この用土(山城愛仙園実生用)も熱湯消毒し、ベンレートで消毒した。なお発芽用用土で少し覆つています。
早いものは3日後から発芽したが、まだ気温が低いのか”ぱらぱら”発芽する状態でした。2週後の発芽率はルリ兜錦55%、黒刺系大型天司丸75%、赤刺系強刺王綾波40%、紅鳳丸交配45%、超多毛影清75%程度、ペクチニフェラ、カンデイアエは残念ながら今のところゼロ。
実生栽培は成長毎に楽しみは増加するし、環境に合った苗が得られますね。しかもゴルフボール代より安い。
すでに発芽しても満足に成長しないものも出てきており、さて、どうなることか?心配も多い。
進捗と今回の反省点(^-^;はまた別に。
*写真は赤刺系強刺王綾波と超多毛影清
サクラも終わり、いよいよ新緑の時期になりますね。いち早く葉を伸ばしたピンクと赤のボタン(牡丹)が咲き出しました。紅梅の下で、10数年間植えっぱなし。しかし、毎年、豪華な花をつけます。
カイガラムシがよく着くので、いつも、日当たりの良い場所へ植え替えなければと思っているのですが、早く芽が動くのでタイミングが良くわかりません。昨年山陰旅行に行った際、大根島でボタンの大株を見ましたが、まず手持ちの株を、このように立派にすることが第一とすぐ考えてしまった。今年こそ、決断。
また開花後、雨に打たれると惨めな姿になりますね。ビニールを被せても、本当に花の命は短く、栄華の後を感じてしまう。しかし、感謝を込めて、お礼肥えをしっかりやっています。
ところで、ボタンの花は咲く一歩手前の蕾の段階が一番きれいですね。桃のような芳醇さを感じてしまいます。
*切手は花シリーズ ぼたん 1961年5月25日発行
サボテン象牙丸の疣の間や溝、綿毛との隙間などに赤い粉が点々。もしやと思って、じっと見つめても動かない。しかし、16倍ルーペでよく見たら、アカダニだった。腹の付近は赤黒く、チョコチョコ足を動かしていた。この象牙丸は丁度1年前の成長期に、アカダニの被害に遭い、茶褐色に肌が一部変色してしまった。コリファンタやロホホラ、ロビビアなどはこの害虫の被害に遭いやすいという教科書どおりだ。粘着くん(デンプン液剤)を早速噴霧した。だめなら次は殺ダニ剤(アカール、テデオン、ケルセン等)を散布するつもり。
ところで、赤いダニには少なくとも2種類に、被害を受けている。
今回のアカダニは動きが遅く、もぞもぞしている。ルーペをあてて撮った写真は東京カクタスクラブのHPの写真や最新サボテン園芸(伊藤芳夫、池田書店)のアカダニ拡大図と同じだ。まさにハダニ。吸収口が良くわかる。
一方、動きがすばやく、気配を感じるとスーと動く、蜘蛛のような形態のアカダニもいる。動きが早いため、今のところ写真に撮れない。こいつには冬場、実生のロイヤル玉牡丹が被害に遭い、肌の一部が白色になってしまった。昼間は塊(軽石や赤玉)の影に潜み、夕方になると株に這い上がったり、鉢の周りをうろついていた。二回りほど小さい白い幼生?もすばやく、お尻に白い抜け殻をつけた個体もいる。どうも脱皮をして、最後に赤い個体になるようだ。根気強く、1匹1匹追い詰めて殺したが、エンドレス。結局、植え替えたらいなくなった。どちらも卵もあるので、継続して消毒しなければならないようだ。
サボテンの生長開始とともに、害虫も活発になるので、毎日眺めていなければならない。
*粘着くんをスプレーしたら、すぐいなくなった。デンプン液なので薬害も無い。専用スプレー容器を脇に置いて、気が向いたとき吹きかけています。
<追記> 2011年、結局、粘着くん噴霧後、殺ダニ用の農薬も噴霧しました。綿毛の中にすくんでいて、卵まで殺さないと繰り返して発生するためです。農薬は1回きりでしたが、効いたようで、以後の発生は止んでいます。
さくら前線も北上中。天気の良い日や週末のお花見どころは人出で一杯。毎年のことです。苗木を買って、庭に植え、座敷から花見が出来れば何と良いことか。しかし、現実は厳しい。大きな庭は持てません。夢か!!
しかし、救いはあった。わが家では1才桜が八重の花を咲かせました。通販で購入した旭山という園芸品種。接木して翌年から咲くようで、今でも鉛筆ぐらいの太さ。 鉢植えでも、毎年、ソメイヨシノに遅れて、きれいなピンクの大輪を咲かせている(1つの花柄に2~4個の花)。 庭木にしても2mぐらいの樹高。昔から栽培されているらしい。
渋谷のオフィス街では造花を用いて、会議室内でのお花見の楽しみがあるとのこと。私は、部屋のテーブルに鉢をおき、ビールを飲みながらお花見をしている。 ♪♪
サボテンに関する本はブームが去って、かなり少なくなった。今は、もっぱらネットで情報を入手することが多くなってきた。 しかし、年とともにすぐ忘れてしまう情報ばかりで、物足りない気がしている。 最近、諸先輩たちが薦めていた原色サボテン写真集(ガーデンライフ別冊、誠文堂新光社、平尾博著、昭和54年11月10日発行、195頁)を、ほぼ定価(3800円)で入手することが出来た。
北米球種型42属、南米球種型38属、花座球種型2属、柱、ウチワその他49属、斑物と綴化物、あわせて755種(801写真)が掲載されていて見飽きない。栽培方法についての記述は割愛されているが、手持ちのサボテンの検索にはもってこいだし、性状や備考欄の文章は簡潔明瞭で、著者の深い造詣が伺える。
一番目には金鯱。性状欄には「稀に大球になると仔吹きすることがある」との記述。サボテン村ではこの状態の金鯱をたくさん見たな(投稿記事4月7日)。41番目の緋翔竜には「花は赤~黄?」とある。「疑問を残すもの、不明のものには?を記す」と前書きに書いてある。なるほど、緋翔竜の花色(黄色)についての私の疑問(投稿記事、3月5日)と同じではないか。
うんうん、これからは愛読書の1つとして大切にしよう。
エキノフォスロカクタス属のサボテン縮玉のかわいい小苗を購入したら、すぐ上部から変色しだし、10日程度で腐ってしまった。3月の寒さにやられてしまったかもしれない。全体がぷよぷよで、水ぶくれの促成栽培のようだ。
根からの腐敗でないかどうか、全体を割ってみた。中からは幅0.5~1cm、厚さ1mmほどの黒緑色の異様な塊(胡桃様?)、3個が出てきた。ナイフで切ってみると肌色で、コルク質?のようだ。表面の黒色は腐敗したため変色したのか? 芯は異常ないように思う。
玉サボテンを腐らせても中を覗いたことは無かったが、この属はこのようなものを抱えているのか。失敗して判った私の発見。
今度はもっと暖かくなってから購入しよう。
近くのホームセンターや園芸店で販売されているサボテンのチクリンのふるさとを見学した。瑞穂市さぼてん村 岐孝園には、間接的に何回かお世話になっている。畑の真ん中に大きな温室やビニールハウスが多数。当然、そのすべてにサボテンや多肉植物が植えられている。ハウスの中には新天地や地植えされた超ビックサイズの金鯱などが数十~数百。こんな大きなものは誰が購入するのか?脇からは30cm程度の仔も多数ついている。お目当ての子苗を見学するには時間が足りない。
温室内では、女性たちがそれぞれのテーブル上で苗を小鉢に植え込む作業をしていました。とても声をかけられない。
あー、サボテンも栽培環境が良ければ、こんなにも順調に育つのだ。改めて認識。
百聞は一見にしかず。HPだけでは実感湧かず。現物を直接見ると驚くばかり。
*写真は全体風景と、花と子吹きしている巨大金鯱群です。
**画像はクリックすると拡大します。
6日、名神高速大垣ICを降りて、根尾谷の淡墨桜を見学。満開状態ということは本巣市のライブ映像で掴んでおりました。映像で見るより、その根元の大きさに感動しました。結構、元気そう。花色はピンク~白。2世、3世も花を咲かせて降りました。。
平日ということもあり、11時前でも駐車場にすんなり入ることが出来ました。しかし帰る頃には淡墨街道にずらっと車の列が出来ておりました。
帰りには、少し欲張って、願成寺の中将姫誓願桜へも足を伸ばした。車は20台ぐらい止まっていた。こちらの花は白色で花弁の数は20~30。大変珍しいヤマザクラの変種とのこと。根元から数本枝が伸びて、樹高8.1m。一見の価値有。国指定天然記念物。
長い1日でしたが、貴重な桜を見物できて満足。
奥琵琶湖マキノプリンスホテルに宿泊し、近くのさらさの湯(マキノ高原温泉)で体を温めた。
6日、朝は結構寒く、フロントガラスは霜で真っ白。気温1度。当然、近くの海津大崎の桜はまだ1~2分咲き程度で、臨時駐車場も閑散としていた。目の前の桟橋からお花見船で見物という手もあったが残念。来週が見頃と思うが、4kmに及ぶ桜並木満開時の見事さの雰囲気は判りました。今度は4月中旬頃、仁和寺の御室サクラや原
谷苑などを廻ってここに来よう。
近くの清水(しようず)の桜は今が満開でピンク色の花がきれい。案内表示を見過ごし、道の駅まで行ってしまった。樹齢300年を超えるアズマヒガンザクラで、滋賀県では最大級の桜の巨木。墓地の脇の一本桜。
京都各地のサクラも順次、満開になって来ている。今春の京都御所の一般公開に合わせて、京都~滋賀~岐阜のサクラ旅行に出かけた。
東名、名神高速を走って、午前9時過ぎ宜秋門より入場(臨時駐車場も設けられていた)。左近のサクラは丁度満開中でした。 団体客が入場や改修箇所もあるが、整備された広い敷地の中では、それほど気にはしなかった(好意的解釈)。しかし、入り口の手荷物検査や土産テント前での御所限定品お菓子の呼び込みなどでは、すこし混雑していた。菊の御紋入り生八つ橋500円を購入した。
昼食は、電話予約していたホテルハーヴェスト京都内にある熊魚庵(たん熊北店直営)へ。旬のたけのこを素材にしたランチ光悦(3003円)を落ち着いた雰囲気のなか、ゆっくり食べることが出来ました。
14日(土、9~16時)に、国立遺伝学研究所(三島市)が一般公開され、1年に1回、構内の桜の見学ができますね。今から楽しみです。
駐車場は無いので三島駅新幹線出口の無料シャトルバスで、いつも出かけています。入り口に当る谷田桜ヶ丘の桜並木(ソメイヨシノ)は現在、満開ですので、来週は盛りを過ぎていると思います。しかし、遺伝研には全国から収集された260余りの品種が植えられていますので、丁度満開、あるいは蕾の木もあり結構楽しめると思っています。アマヤドリ(雨宿)、イトククリ(糸括り)、イチハラトラノオ(市原虎の尾)、ウコン(右近)、ギョイコウ(御衣黄)、ミツカビザクラ(三ケ日桜)・・・。桜は”華やかな花”のみでなく、それを支える”枝ぶり”が風情に重要ということが判る。
静岡県東部・伊豆地方由来の樹や名称は結構多い。例え河津桜、熱海桜、多賀桜、修善寺桜、修善寺紅寒桜、御殿場桜、須山桜、三島滝桜、天城吉野,船原吉野、伊豆吉野・・・。勿論、ご当地三島さくらも健在(三島駅北口広場にも植栽されている)。
研究所のHP上で、これらの品種を閲覧できますが、小冊子「遺伝研のさくら」にコンパクトにまとめられているので、これを見ながら、写真を取るというのが便利。熱中して桜の根元には踏み入れないようにね。また、入手困難な貴重な桜17品種の苗木販売の予約が当日受付されるようですね。好きな人にはたまりませんね。
晴天で食事をしながら眺められれば、最高ですね。
*写真は昨年撮影したアマヤドリの花
2日にふるさと切手「山梨の風物Ⅱ」が発行された。山梨県のイメージとして取り上げられた「八ヶ岳とサクラ」の切手に残雪の八ヶ岳を背景にしてデザインされた神田の大イトザクラ。満開は今月中旬以降。今は身延山(久遠寺)のしだれ桜や山高神代桜、慈雲寺のイトザクラ、王仁(わに)塚のサクラなどが満開とのニュース。
結構、山梨県にはサクラの名所が多い。”やまなしの桜(村松正人著、山梨日日新聞社)”には100名所がコンパクトに紹介されていて、出かけるとき参考になる。また最近、”甲州市のさくら まっぷ”も作成され、慈雲寺(本表紙写真)や雲峰寺等のサクラ名所が地図にまとめられていた。
大イトザクラや本郷の千年ザクラ、原間のイトザクラ、金桜神社の鬱金ザクラなどの一本桜はこれからが楽しみである。
ミヤマオダマキが庭のあちこちで花茎を伸ばし、青紫の花を咲かせてきました。スミレと同様、距のある花は日本人好み!?この花は清涼感のある雰囲気を醸し出しますね。
数年前、 鉢植えで頂きましたが、山野草そのまま、地植えで楽しんでおります。 花後、たくさんの黒い種が適当にこぼれ、自然淘汰されている状況になっています。この機会に数えてみたら50株ほど生えていました。日当たりが程ほどに良く、湿ったところが好きなようです。
鉢植えの場合のように、ハダニやうどん粉病を気にすることもない。ただ、葉や花(付け根付近)の食害がすでに出現していた。犯人は? 紛らわしい所にじっとしているけど写真に映っているバッタか。しかし孵化して間もないから許してやろう。 近くに大きな丸い糞が落ちていたし、1cmぐらいの青虫も1匹発見しました。主犯は土の中に潜んでいる夜盗虫と確信している。葉をバリバリ食べている夜、一般用殺虫剤を葉の裏側に噴霧し、退治する予定。 なお、大きな株になると、数年でごぼう根が痛み出しますが、次に控えている苗がたくさん生えておりますので、毎年花が楽しめます。
フウリンオダマキも同じように放任管理をしていましたが、いつのまにか消滅しました(この花には距はない)。 細かい栽培管理が必要ということですね。
*切手はオダマキとロッキー山脈、コロラド州100年 1977年5月21日発行 Aquilegia caerulea