ヒメオウギとヒオウギ?!
ひめおうぎ(姫扇)が緋色の小さな花を咲かせてきました。この南アフリカ原産の姫扇は結構元気で、すみれと同様、コンクリートの隙間や半日陰のところでも生えています。数株くらいなら風情もあるのですが、花後、つやのある栗色の種が落ち、増えすぎてしまいました。1cmぐらいの球根を有す小さな多年草で、庭では毎年これから雑草化します。
ところで、姫扇は別名ひめひおうぎ(姫緋扇)、ひめひおうぎあやめ(姫緋扇菖蒲)ともいわれているらしい。ひおうぎ(緋扇)、ひおうぎあやめ(緋扇菖蒲)、ひめひおうぎすいせん(姫緋扇水仙)という同じあやめ科の植物もあるのでね。園芸名はその形態によりつけられたと思いますが、緋扇貝と違い、覚えるのに混乱し、今まで区別できませんでした。
4月のひおうぎ(緋扇)は根茎から芽をだして、葉が数枚の状態です。夏になると葉は50cmくらいになり、花茎も伸ばして5cm程度の緋色の花を次から次へと咲かせます。こちらも黒くて丸い種をたくさんつけます。私は、生け花材料の種から、株を増やしました。
姫扇、緋扇と我が庭と頭の中は、混然状態ですが、一目瞭然。
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