原色サボ・写真集
サボテンに関する本はブームが去って、かなり少なくなった。今は、もっぱらネットで情報を入手することが多くなってきた。 しかし、年とともにすぐ忘れてしまう情報ばかりで、物足りない気がしている。 最近、諸先輩たちが薦めていた原色サボテン写真集(ガーデンライフ別冊、誠文堂新光社、平尾博著、昭和54年11月10日発行、195頁)を、ほぼ定価(3800円)で入手することが出来た。
北米球種型42属、南米球種型38属、花座球種型2属、柱、ウチワその他49属、斑物と綴化物、あわせて755種(801写真)が掲載されていて見飽きない。栽培方法についての記述は割愛されているが、手持ちのサボテンの検索にはもってこいだし、性状や備考欄の文章は簡潔明瞭で、著者の深い造詣が伺える。
一番目には金鯱。性状欄には「稀に大球になると仔吹きすることがある」との記述。サボテン村ではこの状態の金鯱をたくさん見たな(投稿記事4月7日)。41番目の緋翔竜には「花は赤~黄?」とある。「疑問を残すもの、不明のものには?を記す」と前書きに書いてある。なるほど、緋翔竜の花色(黄色)についての私の疑問(投稿記事、3月5日)と同じではないか。
うんうん、これからは愛読書の1つとして大切にしよう。
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おお、なんということでしょう、なんとどこかで見たような写真集
今思い出して書斎で調べたら有りました私にもありました。
それと伊藤芳夫著のサボテン栽培の本が5冊ありました。
サボテン栽培にのめり込んだ時がありました古本屋で沢山の栽培本手に入れて読みました懐かしい一冊です。
投稿: ジージー岩魚 | 2019年12月23日 (月) 20時39分
ジージー岩魚さん
コメントありがとうございます。
サボテンブーム時に発行された書籍は、その当時の工夫、思いが込められていて懐かしく感じられます。
その一人、伊藤芳夫氏が交配されたサボテン種も栽培し、花が咲く都度思い出しております。
なお氏のサボテン本リスト(2009年2月11日)にまとめてたこともあります。
現在は、多肉本が座右の書となってしまいました・・・
投稿: さぼらん | 2019年12月23日 (月) 22時00分