リバモア本
伝説の投機王リバモアに関する本「世紀の相場師ジェシー・リバモア、リチャード・スミッテン 藤本直訳、角川書店」を読んだ。14歳で家出同然で外に飛び出し、バケットショップのチョークボーイからスタートした1877年から1929年大恐慌時、ニューヨーク・ウォール街にてグレートベアとして生き抜いてきたリバモアの相場への取り組み方、考え方が少しわかった。特に、何回も破産し、その都度、強固な感情の制御により復活してきた破天荒な生き方には、サラリーマンや年金生活者は、ある意味喝采をし、清涼感を受けであろう。16歳で神戸の貿易商・好本商会にて少年店員の奉公からスタートした是川銀蔵氏と同じく、相場師共通の雰囲気が漂う。
希望と多くの情報に振り回され、ババを掴まされている私を始め一般投資家には頭を冷やす1冊である。付録に投資術のまとめが記載されているが、なるほどと関心することばかりである。しかし、この部分だけ読んでもリバモアを知ることは出来ないし、相場の勝者になることは出来ない。「知ることとは、為すことである(ソクラテス)」で難しい。
現在、「欲望と幻想の市場、伝説の投機王リバモア」を読んでいる。
« 雪晃の種が完熟 | トップページ | 黄花短毛丸の蕾が伸張 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ケイリドプシスの花の秘密!を楽しむ(2022.04.26)
- 夏の赤花アルストニーの姿(2021.07.13)
- ナミビアのリトープス冊子(2020.12.26)
- ケイリドプシス ペクリアリス、寒くなって昨夜発芽(2020.10.18)
- コノ カルクルスの透明な薄皮(2020.07.25)
コメント