金鯱の種まき
エキノカクタス属のサボテン・金鯱の種を頂いたので、実生栽培を試みています。1mm程の種はつやつやした栗色、見るからに活きがよさそうです。滅菌用土に撒いて5日目から、ぽつぽつ芽が出だし、40%程の発芽率でした。発芽中、暗くしていたので、もう1cmくらになっており、徒長気味です。しかし根は丈夫で、しっかり長く伸びているので、今のところ発芽後弱ることもありません。
これが、”私の金鯱君”のようになるまで育てることは出来ません。外に出しても大丈夫なものに育てばと思っています。
4月始めから、サボテンの実生を開始しています。現時点、いくつかの反省点、気がついた点をまとめてみた。(4月14日記事参照)
①室温がまだ低かった。無加温栽培の場合は5月になってからが良い。前年度の種だと発芽率悪くなるという気がする。 ②移植用土の水びたしは、根の弱いものには不適。兜など根の弱いものは水ぶくれや、透明化して腐りやすい。 ③発芽中、暗すぎると徒長しすぎて、弱弱しくなる。 ④発芽しなくても、種を捨てない。拾って再び撒くと、発芽する種も出てきた。 ⑤葉緑素の抜けた白い個体は育たない。 ⑥双葉以外に3つ葉になる個体もあるが、後の成長は普通。今回、写真の赤刺系強刺王綾波に発生(写真左側個体)。
<追記> その後の変化
6ヵ月後の姿は、こちら。
1年半の姿はこちら。
2年目の姿はこちら。
3年目、疣から稜の姿はこちら。
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