サボ・紅鷹の根腐れ
サボテンの堀川豪刺多色玉(紅鷹、テロカクタス属)の子苗がこの春動き出さず、掘り返してみました。2cmほどの新根が1本ひょろひょろ出ていましたが、太い根はぼろぼろで、褐色になっていました。 かみそりで切り詰めて見ると、維管束に沿って赤い筋、斑点が根元の方へ続いていて、ついに株の半分を切るまでになってしまいました。
昨夏から赤色の強刺が出ず、下の疣も変色していたし、今春の植替え時も根が出ていないことは気づいていました。この”こじれた状態”は象牙丸の子苗でも経験していた。これも同じように切り詰めた太い根から根腐れが発生してしていました。この春胴切りまでしたこの苗は結局、蘇生しませんでした。フェロカクタス属の真珠の場合も太い根からの根腐れがあり、株を半分ほど切り詰めましたが、こちらは根付きました。
春から夏の生長期にこじれた苗は、①根くされ、②根ジラミ感染などの病気、③用土不良による根詰り、④環境不適合(日照、通風、水やり)等を疑って、すぐ対処しなければならないなと反省。
結局、胴切りしたことになってしまった紅鷹は現在、乾燥中です。どうなるか? 接ぎ木すれば良かったかも。 昨年、種を撒いた実生苗が1~2cmほどに生長しているので、こちらにも注意している。
*赤い筋の状態。画像はクリックすると大きくなります。
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