第28回切手市場とサボテン切手
8月第1週の土曜日(4日)、切手市場に出かけた。お目当てはサボテン・多肉植物関連、オーストラリアの切手。今回から、会場が変更されたため、朝早く湘南新宿ライナーで池袋駅へ。西口からまっすぐ地下道を通り、C2出口から外へ出たが、朝10時過ぎでも暑さに参ってしまった。会場は一瞬広いと思ったが、すでに椅子は埋まっていた。冷やかしは少なく、皆さん熱心に背中を向けて切手を探していた。
立ったり、座ったり、かがんだりして探した切手の単価は2~490円。使用済みの切手主体ですが、@2円の切手は、幸運にも先日紹介したアルゼンチン、Zapata slopeの未チェックのものであった。1円単位の領収書は切れませんといわれたので、ペルーやアルゼンチンの切手10枚を購入、〆て20円。原価割れの未使用切手も購入できました。 今回得た切手類は”サボテンの切手帳”や”多肉植物の切手帳”に逐次投稿する予定です。 毎回、新しい発見がポチポチ出てくるところが、ここへ出かける面白さである。9月のパシフィコ横浜で開催される切手市場・切手バザールにも出かけてみよう。
帰りは通り沿いの飲食店で食事。地下街ではデパートの呼び込みに誘われ”ねんりん家”のマウントバーム生とストレートバーム生をお土産に購入。皮がカリッとし、生地はしっとりしておいしいものでした。次回、池袋会場に出向く時は、この分の出費も計算していこう。
以下余談:スコットカタログでサボテン切手などはチェックしていたが、結構漏れていたものがあることがわかった。
①モナコ・サボテン切手を購入したが、そのなかにBolivicereus samaipatanusの切手を見つけた。まさにボリビア・サマイパタが自生地なのか。サマイパタといえば花サボテン・ロビビア属マイラナの故郷ではないか。今までに、ボリビア、アルゼンチンのサボテンについて紹介(7/6、7/31、8/2記事)したことがありますが、改めて"Cacti The Illustrated Dictionary"にて玉サボテンの自生地をチェックしてみました。 州や都市(Tucuman, Salta, Catamaruca, Jujuy, Samaipata)は除外。
・Quebrada de Humahuaca : Lobivia haematantha v.rebutioides, Lobivia jajoiana v. nigristoma, Lobivia marsoneri.
・Salta,from Parmamarca to Tilcara : Rebutia einsteinii v. gonjianii
・Tucuman, in the Sierrade Quilmes : Lobivia kieslingii
・Bolivia,near Mairana : Weingartia neocumingii subsp. pulquinensis v.mairanensis
*モナコ 1981年12月10日発行 #1317 Bolivicereus samaipatanus
②アルゼンチンZapata slopeについて:この場所はカタマルカ州のBelen とTinogastaの中間地点であることをメルスコール観光局に教えてもらった。グーグルアースでは地名まで出てこなかったが標高2000m、高度差500m程度の坂道と推察できた。1975年(6c)と1971年(3c)の切手を@2円で購入した。
*アルゼンチン Zapata slope 1975年10月30日発行 #1076
*画像はクリックすると大きくなります。
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記事に関係ないコメントで申し訳ないのですが、サボテンの芽はこの時期は日光を調整した方が良いのでしょうか? 日焼けなのかなんなのか、色が緑色じゃないサボテンくんがありまして…
投稿: 温泉饅頭 | 2007年8月 5日 (日) 22時24分
温泉饅頭さん、こんにちは。日頃の状態や同じ種類のサボテンと違った色になるということは、体調が変調しているサインかもしれません。的確なアドバイスはできませんが、褐色や白、黒は危険信号。夏に生長しないものは、すこし涼しい場所で、休ませた方がよいと思います。
投稿: さぼらん | 2007年8月 6日 (月) 08時57分
お返事ありがとうございます! なんといいますか…色は緑に赤を足したような…白黒褐色ではないと思うのですが、様子を見つつ休ませてみますo(^-^)o
ありがとうございます!
投稿: 温泉饅頭 | 2007年8月 6日 (月) 11時45分