象牙丸苗の根切りと植替え
コリファンタ属のサボテン安宅象牙丸の実生苗が大きくなってきたので、植替えを行った。実生2年目になる幼苗ですが、今年4月末に植え替えたものが、最近の暑さで元気に生長し、鉢一杯になってきたためです。象牙丸は暑さが好きなんですね。
象牙丸等のコリファンタ属は太くて長い根を有するため、春に半分の苗の根切りをしました。”図解サボテン作り 東京カクタスクラブ編”に中苗までは大根を切り落とすとの記載があり、参考にしました。太い根1mm当り1日乾燥しました(約5日乾燥)。 結構、幼苗ではダメージ大きく、萎れ気味だったが、根腐れすることなく、2週目ぐらいから吸水しだしました。
植替え時チェックすると、根切りした根は2本に分かれ、細い根も多く出ていました。 一方、根切りしなかったものは体長の2倍以上の長い根になっており鉢底で曲がった状態になっていた。
気になる大きさへの影響ですが、根切りした結果、株は長く伸びるのではなく、幾分太く、丸くなる感じです。 かき子の場合丸い形で生長し、細い根が多い状態になっています。 根切りは、強制的にこのかき仔状態にするのだと思った。
鉢の大きさや生長を考えると、根切りしたほうが良いので昨年の象牙丸幼苗(実生1年目)については来春、躊躇することなく根切りするつもりです。
« 古いメキシコ収入印紙の紋章 | トップページ | サボ・真珠が真二つ »
「サボテン実生栽培」カテゴリの記事
- メロの種子をばら撒いて(2021.06.21)
- 古い新天地一株 静かに退場(2021.03.30)
- 新天地実生1年目、緑色になる。(2020.07.06)
- ギムノ新天地幼苗の雪(2020.01.27)
- 古サボ金鯱に花、そして新天地は発芽(2019.05.23)
「サボテン・多肉植物」カテゴリの記事
- 恵比寿の秋 紅葉、黄葉、そして黄花(2024.10.09)
- サウンデルシー白馬城 咲きだす(2024.09.18)
- 真夏の恵比寿笑いの花(2024.08.12)
- パキポ エニグマチクムの葉脈(2024.07.16)
- グラキリスの実生、一月ほど(2024.07.13)
「サボ・コリファンタ属」カテゴリの記事
- 象牙丸の綿毛が盛り上がる(2019.07.28)
- 浮き出た象牙丸の花♪(2018.10.18)
- 粘着くん液剤を購入(2017.12.28)
- 花 季節の変わり目(2017.08.06)
- 久しぶりに象牙丸(2016.08.04)
コメント