サボテンと蜂
夏真っ盛りの日差しの強い日になりました。今日、ビニールトンネル内にミツバチぐらいの蜂が迷い込んできた。このハチは、フェロカクタス属のサボテン・真珠の根元の培養土に穴を作り、そこを出入りしていた。
このハチはヤマトハキリバチという種類で、穴の中に葉っぱの巣を作り、その中に産卵する雌ハチでした。 材料となる葉はブルーベリー、バラなど。 柔らかさをいちいち吟味し、気に入った葉を半円形に切り取り、巣に持ち帰っている。今回はタチツボスミレとバラの葉を切っていた。切るのが疲れると、その場で一休みもしている。写真は切り取った葉を抱えて帰ってきた一瞬を撮影(苦心作)。正面の株下が巣穴。
ヤマトハキリバチの巣は径5mm、高さ2cmぐらいの円筒形でちゃんと蓋なども出来ている。軒下のサボテン新天地に毎年巣穴を作っていたことから、サボテン用土のように水はけが良く、通気性のある環境が巣に適していたのであろう。人工的な用土を巣穴に利用しているヤマトハキリバチの探索力に感心する。
半円形に葉っぱが切られていたのなら、このヤマトハキリバチの仕業と思って間違いない。現在、サボテンの生育に影響するようでもないので、そのままにしている。
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