サボ・象牙丸の早い開花
山城愛仙園からサボテンと多肉植物の写真総合カタログが届いた。卸値超特価苗編で値段も手頃だし、欲しい品種も多々ある。しかし今回は我慢。管理が行き届かなくなりそうだし、実生栽培などで場所も取れなくなってきている。
さて、サボテンの安宅象牙丸が早々と花を咲かせてきた。コリファンタ属特有の金属色で豪華なピンク色の花です。株の頂部から花が咲くので、上から見ると株が見えなくなるほど大きい花です。今年は株が12cm程の大きさになり、相対的に花は小さく見えるが、径7cmほどの大きさ。
今年はこの暑い夏に咲き出しましたが、普段は9~10月頃に咲きます。早く咲くということはどういうことかな、何か原因があるのかな? 今年はビニールトンネル内で栽培していたので、昨年より暖かく、元気な為なのか? 昨年咲いた花の子房もまだついているし、次の花芽も見えてきているので、これらのエネルギーが十分貯えられているということか。
毎年、自家受精による結実はほぼ100%。そのため、毎年実生栽培をしており、かき仔も含めた幼苗、子苗もこの夏の暑さで元気良く生長している。
姿良く、花も豪華、しかも実生栽培も経験できる象牙丸に少し足を引っ張られている。刺色だけでなく、花色が微妙に異なる株をそろえると楽しみも倍加するかもしれない。実生苗に変異があればと想像するだけでも面白い。サボテンの種類を増やすのも楽しみだが、特定の属のみの栽培も奥が深そうである(まだ、その域に達していませんが)。
*画像はクリックすると大きくなります。咲き始めの安宅象牙丸。
*切手は東ドイツ 1983年発行、Coryphanta elephantidens。2つ開花している象牙丸の姿。その他のサボテン切手は"サボテンの切手帳”に掲載してます。
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