藤袴と蝶
ここ一両日、少し涼しくなりました。昨夜は中秋の名月。騒々しいアオマツムシを避けて9時頃、こおろぎの声を聞きながら静かに眺めました。庭にはススキではなく、フジバカマが花をつけてきました。
秋の七草”萩の花 尾花葛花 瞿麦の花 女郎花また藤袴 朝貌の花”(山上憶良、万葉集)を「声に出して読みたい日本語(齋藤孝 草思社)」に従って読んでみた。
目立たない花ですが、周囲の草より一段と丈を伸ばし、風に揺らいでいます。この藤袴に蝶、ツマグロヒョウモン(オス)が止まりにくる。近くにスミレがあるためか。 藤袴の花と”ひらひら”飛ぶツマグロヒョウモンは大変マッチしていて違和感がない。
しかし、温暖化の影響により、この時期でも元気に飛んでいるこの蝶や樹上で鳴くアオマツムシは昔は無かった風情。現在の姿。
ついでに、初夏、園芸種のスミレに止まった雌のツマグロヒョウモンの写真も添付しました。
*画像はクリックすると大きくなります。藤袴は薄赤い蕾が揃ってきた段階。満開の状態の昨年の写真を添付しました。
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