ラマとサボテン
南米アマゾン,インカ時代から運搬用に飼育されてきたラマ(リャマ、Llama)とサボテンをデザインした1959年アルゼンチン発行の切手は とぼけた感じが愛らしい。最近では2003 年発行のアルゼンチン国立公園切手に、ラクダ科ラマ属のグアナコ(Guanaco,学名Lama guanicoe)と柱サボテンが映しこまれている。こちらは見たまま。
このLos Cardones National Parkは先に紹介した「サボテン幻想」の主撮影場所。 大サボテン(Cardon, Trichocereus pasacana)の聖地でもある。傍のグアナコ はラマの祖先といわれるアンデス原産の野生動物。アルゼンチンに大部分が生息し、大切に保護されているらしい。 なお、先に紹介したウマワカ渓谷(世界遺産)と地方のお祭りの切手(2004年)にも着飾ったラマとサボテンが登場している。
ラマの顔は、厳しい高地の自然環境を忘れさせる独特の雰囲気。ホットする。アンデスを代表する動物・ラマと大サボテンの組み合わせは南米ならではのベストフィット。
*追記:先にサボテンが林立するキルメス族のQuilmes遺跡Ruinas de Quilmesの切手を紹介しました。今年、ルート40沿いの史跡として、再び切手に取り上げられた。
それぞれ"サボテンの切手帳”にて公開しています。
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