サボ・青王丸の茶膜
ノトカクタス属のサボテン・青王丸の緑色の肌が,、この盛夏に灰褐色、次いで淡褐色に 変化してしまった。昨年と全く同じ現象。今春、元気に生長し、茶膜も下に降り、よし!よし!と思っていた。しかし、夏の休眠期間中、昨年成長した部分のみずみずしい張りが急に無くなり、茶色に変色してしまった。
ノトカクタス属の栽培法を調べたら、「図解サボテン作り 東京カクタスクラブ編、誠文堂新光社」に、ノトカクタスは6~7年までは生長するが、その後老化現象が著しくなり、下からサビが上がってくるという記述(p126、斎藤長文)があった。確かに、私の青王丸も大きくなってきており、生理現象の老衰病も致し方ないと感じた。
肌が茶褐色で見苦しくなってなってきても、黄色い花をたくさん咲かせるし、子吹きもしている。更に8月中旬、自家受精した種子を撒いたら、ほとんど発芽した。涼しくなってから休止していた生長もまた開始したようで、青王丸栽培の楽しみはまだ持続している。丈夫が一番。
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