オーストラリア切手:綿花
豪州の綿花生産量が2年続きの干ばつの影響で四分の一程度に落ち込むとのニュース(本日の日経新聞朝刊より)。今秋の作付け面積も縮小されていて、来春の収穫も今年に比べ半減が見込まれているとのこと。オーストラリアの綿花生産量は世界で10番目程度とのことだが、日本は輸入量の4分の一を依存していることや、生産量は俵単位(1俵=480ポンド)で表記すること等勉強になりました。
添付画像は、綿花がデザインされているオード河灌漑計画のオーストラリア切手です(1970年8月31日発行)。オーストラリアの綿花の生産地はクイーンズランド州南部やニューサウスウエールズ州北部の内陸部。この2地域とは別の西オーストラリア北東部のオード河Ord riverに水力発電と灌漑用(綿花栽培)にダムの建設を計画したものです。1972年ダムは完成し、アーガイル湖Lake Argyleが出来ましたが、巨額な費用発生と害虫被害で綿花栽培が目論見通り行かず、それ以上の計画は中止しているそうです。ちなみにアーガイル湖の大きさはおよそ2000K㎡(琵琶湖の3倍)。反面教師のダム計画だそうです。
以上、芋ずる式勉強でした。
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