マディラのウチワサボテン切手
ポルトガル領・マデイラMadeira発行、tabaiboと呼ばれているウチワサボテンOpuntia littoralis切手を持っている。 このマデイラはリスボンから南西1000kmほどの大西洋に浮かぶ火山緒島。温暖な気候でポルトガルの標高第2位の山の斜面で生まれる特産のマディラワインが特に有名。
”秘録 コロンブス手稿上下 スティーヴン・マーロウ著 増田義郎訳 文芸春秋”を拾い読みしていたら、この島のことが記載されていた。ポルトガル在住時代、コロンブスは新妻フェリパとポルト・サントPort Santo島へ新婚旅行に出かけ、黄金色の砂浜で、細工が施された流木を拾い、西方のインディアスを予感している。隣のマデイラ島へは、サトウキビの積み出しの監督で立ち寄っていた。
この島は15世紀からの大航海時代、アフリカ貿易の中継地であったため歴史的建造物も残っていますが、照葉樹林の世界自然遺産もあり、今ではクルーズ船も立ち寄る高級リゾート地となっている。このマディラ諸島をグーグルアースで眺めていると、ポルト・サント島、マディラ島の崖沿いにウチワサボテンが群生している写真Panoramioを見つけた。このウチワサボテンはコロンブス以後、持ち込まれて、自生しているのですよね。
マディラの1枚の団扇サボテン切手により、グーグルアースで旅をすることが出来ました。
*画像はクリックすると大きくなります。マディラのグーグルアース上の位置は32 38'57.05"N 16 54'59.92"W
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