「漢字は楽しい」を楽しむ
白川 静氏の漢字に関する本、「文字逍遥 平凡社」「文字遊心 平凡社」や「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい 白川静監修 小山鉄郎著 共同通信社」を図書館で借りて、読んでいます。甲骨文字、金文を読み解き、呪術、邪霊、戦い、神事、祭祀等から多くの漢字が成り立っていることを系統だって説明していました。特に、上記3冊目の本は読み物として理解しやすいし、漢字に興味が湧いてきました。
例えば中学生の時、尋をヨ、エ、ロ、寸と分解して覚えていました。これらの本でヨと寸はそれぞれ手を示す字形であること。尋は左手で祭具エ、右手に祭詞を入れるロ(サイ)を持って神を祭るべき場所を「たずねる」という意味の文字だということを知りました。また、その時両方の手を広げて神に尋ねるので1尋(ひとひろ)という長さの単位が生まれたという。魚釣りのとき、仕掛けの長さの単位1尋(ひとひろ)の由来、理解できました。
丁度タイミング良く、NHK教育テレビ「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 白川 静 漢字に遊んだ巨人」が昨夜から始まりました。反骨孤高の生涯をこれから放映するそうなので、楽しみです。
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