サボテン紅鷹 幼苗に根ジラミ
テロカクタス属のサボテン紅鷹実生苗を掘り起こし、点検したら根ジラミが吸い付いており、薬剤処理をしました。大事な実生2年目の苗が今後ダメージ受けないように、冬越し中の反省点を整理しました。
紅鷹は種を蒔いてから1年と10ヶ月目の幼苗。2度目の冬越し中、生長することも無く、萎れて小さくなり、しかも株の根元付近にアカダニが着いたりして、相当ダメージを受けていると感じていましたが、植替え時の点検で原因は①根ジラミと②用土の乾燥しすぎにあった。
根ジラミは紅鷹の太い主根の先に白い粉がついている付近にいた。こんなかわいい幼苗にも食らいつく、しつこいやつだ。
根を水洗した後、オルトラン溶液処理、また赤腐れしていた主根はかみそりでスッパと根切りし、切り口は殺菌と乾燥処理のため、石灰硫黄合剤を塗りました。
今後、植えつけると時には主根にさし木の発根促進剤(植物生長調整剤)をまぶすつもりです。
実生苗(2年目)の栽培の反省点は①実生1~2年苗も根ジラミ対策としてオルトラン粒剤を時々まくべきであった。②幼苗は冬の間、乾燥しすぎないように、用土を湿らせておいた方が良い。細い根は用土がからからになると枯れてしまう。そして本体もダメージを受ける。
*画像はクリックすると大きくなります。紅鷹などのテロカクタス属のサボテンの栽培記録は”カテゴリー、サボ・テロカクタス属”にまとめました。興味ある方はどうぞ。
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