Prickly pear果物切手
地中海のマルタとキプロスから発行されたウチワサボテンの実Prickly pearのフルーツ切手を入手しました。団扇サボテンに黄色く熟した実がついているデザインです。暖かい地中海沿岸はウチワサボテンの食文化が進んでいることが推察されました。
マルタのウチワサボテンは現地名Bajtar tax-Xewk (学名Opuntia ficus indica)。切手シート(2007年)はフルーツ類、サボテンの実、イチジク、ブドウ、ビワ、スイカ、ザクロ、オリーブなど16種が載っていました。フィラメート3月増刊号で気がつき、衝動買いしてしまいました。マルタは1975年に、ウチワサボテンを国章にしたぐらいで、リキュールやジャム、ジュースなどに加工されています。
トルコのアンタルヤ近郊のペルゲ遺跡に観光に出向いた際、ウチワサボテンに大きなピンク色のPrickly pearがついているのを見つけました。そのトルコ南方、地中海のキプロス島の切手(2006年)のサボテンはOpuntia ficus barbaricaと表記されていますが、命名者の違いによるもので、Opuntia ficus indicaそのものです。
なお、ウチワサボテンPrickly pearの実の切手はコンゴ、アセンション、南アフリカ(シスケイ)、マディラなどでも発行されています。
一度は食べてみたい果物です。
*画像はクリックすると大きくなります。ウチワサボテンの切手は”サボテンの切手帳”やカテゴリー、”切手・多肉、サボテン”に投稿しております。興味ある方はどうぞ。
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