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コチニールウチワサボテンの切手

 トリニダード・トバゴ共和国1982年発行の薬学会議記念切手にはコチニール団扇サボテンNopalea cochenilliferaがデザインされている。自生しているウチワサボテン(現地名Rachette)を描いているのだが、なぜ薬学会議で発行されたのか気になりました。

 Togo82 トリニダード・トバゴでは馬などの反芻動物の腱炎Tendonitisの治療に、このコチニールウチワサボテンが使われているようだ。 患部を冷やした後、ひまし油やアロエベラ等とともに湿布している。

「サボテン今昔,平尾 博著、2007年」によると、先住民インディアンは鎮痛、腫れの炎症治療に扁平オプンチアのスライスを貼ったり、アステカでは歯痛の頬の腫れにこれを貼っていたとのこと。

コチニール団扇といえばコチニール虫(エンジ虫)による赤い染料がすぐ思い出されますが、消炎作用を期待した治療にもトリニダード・トバゴでは利用されていて、それで薬学会議Commonwealth Pharmaceutical Cnferenceにデザインされていたのだと解釈しました。

*画像はクリックすると大きくなります。サボテン切手に関する記事はカテゴリー、”切手・多肉、サボテン”に、ウチワサボテン等の切手画像は”サボテンの切手帳”にまとめております。ご興味ある方はどうぞ。

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