仙人掌の絵
日本のサボテン界の大恩人といえば、棚橋半蔵氏。その著書、”仙人掌及多肉植物名鑑、1917年発刊、横浜植木株式会社刊”に掲載されているサボテンの絵について。
私は、この不朽の名著を極めて安価で手に入れております。
この本には、極彩色の仙人掌の挿絵が2枚あり、その色鮮やかさ、力強さに感心しております。
添付写真はその1例、
90年程前に描かれた公爵蝦とアツケルマン孔雀の姿、どうですか
自生地の厳しい姿を撮影したサボテン写真集では、いつかはここに行きたいと思うし、
伊藤芳夫氏の多数のペン画を眺めると、その特徴を捉えた巧みさに、これまた感心し、パソコンソフトでマネできたらと思ったりしています。
なお、棚橋半蔵氏の業績や上記の著書の位置づけについては、”日本サボテン史”、”サボテン今昔”、”Webサボテン今昔”等にて、平尾 博氏から紹介されており、その内容を知ることが出来ます。
*画像はクリックすると拡大します。
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この彩色画について判ったこと。
「シューマン博士の”サボテンの花”(K.Schumann" Bluhende Kakteen Jaconograhia Cactecearum" 1903年)からの引用であろう」という記述が伊藤芳夫氏の著作”画文集 花咲くサボテン”にありました。
投稿: さぼらん | 2011年2月 9日 (水) 08時37分