ノーフォーク島のサボテン
南太平洋の小島、オーストラリア連邦領ノーフォーク島Norfolk Islandにはセレウス属のサボテンが咲いているようだ。
添付の1960年発行の通常切手には、エリザベス女王QEIIとCEREUSと表示されている花がデザインされています。
このノーフォーク島は、1774年10月11日、キャプテン・クックの第2回航海時に発見されている。自生するノーホークマツや亜麻を軍事力や貿易に必須な船舶用材(マストや帆布、ロープ)として利用するため、1788年オーストラリアへの囚人入植の1ヶ月後、この島にも囚人達が送り込まれた歴史がある(「距離の暴虐、 ジェフリー・ブレイニー 長坂寿久・小林宏訳 サイマル出版」より)。
このシドニーから1700Km程離れている南海の孤島で、このサボテンがどういう経緯で切手にデザインされるほど代表的な花となったのか、分らないことだらけ。
*画像はクリックすると拡大します。サボテンや多肉植物の切手については”サボテンの切手帳”、”多肉植物の切手帳”に画像を貼り付けております。多数あるため取り込みに時間がかかる場合があります。興味ある方はどうぞ。
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