サボテンのクリスマス切手
もう師走。フィラメイト12月増刊号には、かわいいクリスマス切手特集の案内も同封されていた。
サボテン切手にもクリスマス切手が少なからず発行されているので、探してみました。
添付写真の切手シートは1978年、タークス・カイコス諸島から発行されたクリスマス切手。図案は東方三博士の礼拝Adonation of the Wise Menです。
メロカクタスMelocactus intortusと巻貝Queen Conch Shellが、大きくデザインされているのは、さすが象徴と思いました。、
しかし野暮ったく、全体のバランスを崩しているのが難点。
さて肝心の絵画はドイツ人の画家アルブレヒト・デューラーによるもの。2度目のイタリア旅行直前の1504年に描かれたとのこと。切手は没後450年のクリスマス切手となります。
フィレンツェのウフィッツィ美術館に収蔵されているようなので、公認ガイド全作品収録でチェックしたら104頁に紹介されていた。
なるほど、なるほど。実在物の植物や動物(ノコギリクワガタ)も下部に描かれていた。
しかし切手ではこの部分がカットされています。
高価(€16.00)で重たかったが、見学記念として購入していた甲斐がありました。
*画像はクリックすると拡大します。サボテンが図案化されているクリスマス切手は”サボテンの切手帳”に何点が掲示しております。興味ある方はどうぞ。このブログ内のキーワード検索は画面右下にあります。
<追記> このクワガタはヨーロッパミヤマクワガタということを日経記事昆虫観察十選 (2013年7月15日)にて知りました。デユーラーにはしばしば登場しているそうです。
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