Euphorbia eritrea
バオバブだけを図案にした切手を最初に発行したアフリカ、イタリア占有下のエリトリア。
その2年後、1936年に発行され、多肉植物がデザインされている切手を入手しました。
道の両側、街路樹としてハシラサボテンらしきもの、上空には飛行機が描かれています。
枝つきや自生地から、この植物はユーフォルビア・エリトリアEuphorbia eritreaと推測してます。
バラクナハやテワヘドの古教会は、このユーフォルビアの茂みに囲まれているとのこと。さらにこのEuphorbia eritreaはエリトリアの新年の祭やMeskei祭には関係深い植物らしい(エリトリア大使館文化広報よりの情報)。
グーグルアースでは、残念ながら切手の風景は見つけることが出来ませんでしたが、ユーホルビア・エリトリア、ウチワサボテン、バオバブなどの自生風景を確認することができました。
切手デザインの意味するところなど、まだ疑問点は残りますが、今まで知らなかった地域について、少し理解が進みました。
ウチワサボテンの位置:6種類のカラフルな実をつけるOpuntia ficus indicaが自生している。 15 20'31.38"N 39 1' 4.44"E , 15 23'45.94"N 39 4'45.84"E
バオバブAdansonia digitata : 15.47'40.59"N 38 28'4.90"E , 15 46'8.26"N 38 29'19.36"E
ユーフォルビアEuphorbia eritrea: 15 37'24.42"N 38 43'16.11"E , 15 27'58.51N 38 51'41.62"E
なお、飛行機はイタリアのサヴォイアマルケッティS73機Savoia-Marchetti S.73
*画像はクリックすると拡大します。
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