チり大壁画のサボテン
コンセプシオン大学創立75周年記念として発行された切手、ハウス美術館にある大壁画がデザインされたものがチりから届いた。
この壁画Presencia de Ameica Latina(Presence of Laton America)はメキシコの画家ホルヘ ゴンザレス カマリーナJorge Gonzalez Camarenaが1964-5年に、多様なラテン文化圏の団結を目的に描いたもの。
添付切手は壁画の左端部分で、ウチワサボテンNopalと鷲と蛇が描かれており、メキシコを表現している。この茎節には赤いラッパ状の花、チりの国花Copihues(Lapageria rosea)が垂れ下がっている。
さらに良く見ると、短剣と血、根下には屍が横たわっている。これらの苦難の上に現在があることを表現しているようだ。
ところで、コンセプシオン市Consepcionは先の地震で大被害を受けている。この壁画も三陸沿岸に大津波が襲来した1960年5月22日の大地震後、復興を目指して描かれたものとのこと。
ここで、あらためて被災された方々にお見舞い申し上げます。2ヶ月経つとニュースも少なくなりましたが、速やかな復興を望んでおります。
*画像はクリックすると拡大します。サボテン切手の記事については”カテゴリー、サボテン・多肉植物:切手”にまとめております。興味ある方はどうぞ。
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