チリ・アリカの丘にプチサボテン
軍人が描かれたチリ切手に、こっそりプチサボテンがデザインされていることに興味を持ち、ボリビアが内陸国である訳を知りました。
まず、スペイン語の、この切手は何?
どうやら、アタカマ砂漠から産出される火薬の原料となる硝石の利権がらみで、チリ、ボリビア、ペルー間で勃発した太平洋戦争(1879年~1893年)に関する切手のようだ。
それも、1880年6月7日、ペルー軍が駐留するアリカを見下ろす丘(Morro de Arica)にチリ軍は総攻撃し、勝利した記念のようで、騎乗の軍人はマヌエル・バケダーノManuel Baquedano将軍というわかりました。
この戦争で、ペルーはアリカ・イ・パリナコータ、タラパカ州、ボリビアはアントファガスタ、アタカマ州を失い、内陸国になってしまったということを知りました。
さらに、コピアポアがたくさん自生する近くのタルタル港*も戦争の場であったということも。
サボテンが描かれていなければ見向きもしない切手でしたが、コピアポアの自生地付近の地下で蠢くきな臭い歴史を知りました。ただし、切手のサボテンは柱サボテンのよですが。
*コピアポアのふるさとタルタルについては、2009年1月14日記事参照。
**画像はクリックすると拡大します。
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1枚の切手からも、いろんなことが判るものですねえ。
投稿: queiiti | 2010年6月26日 (土) 18時46分
判らないことは、なぜ、この場面で場違いなサボテンを描いたのかということです。
投稿: さぼらん | 2010年6月26日 (土) 23時27分