ソコトラ島の龍血樹
世界遺産、ソコトラ島の龍血樹Dracaena cinnabari、や砂漠のバラAdenium obesum socotranumの切手を持っていたため、昨夜のTV番組、世界ふしぎ発見!ソコトラ島へ初取材・・・を興味深く見ていました。
イエメンのサボテンを探しにグーグルアースで訪れた時にも見た龍血樹や砂漠のバラの自生する風景、やはり一度は触れてみたい場所でした。
カナリア諸島などに自生している龍血樹Dracaena dracoは、絶滅に瀕していることを国連切手で知りましたが、
この島の龍血樹の子苗もヤギの被害にあっていたようです。
それにしても、4年程度の子苗、親とは全く異なるリュウゼツランの姿とは驚きでした。
添付画像は、この島の龍血樹Dracaena cinnabari、砂漠のバラAdenium obesum socotranumの切手です。
グーグルアース上の位置は以下のとおりです。
①竜血樹の林:12 29'45.29"N 54 00'00.17"E 付近に写真多数あります。
②花が咲いた砂漠のバラ: 12 31'04.32"N 54 01'05.63"E
*画像はクリックすると拡大します。イエメンの多肉植物に関しては”多肉植物の切手帳”に画像を掲示しております。興味ある方はどうぞ。
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残念ながら、私はこの番組の終り部分しか見られませんでした。龍血樹も砂漠のバラも大変興味深い植物ですので、是非最初から見たかったですね。
アデニュームの中でも、ソコトラヌムだけは苗はもちろん、種も殆んど市場に出回っていないのは、ソコトラ島が世界遺産に指定されていることも関係あるかもしれません。
投稿: queiiti | 2010年10月10日 (日) 14時02分
風が強く、雨も降らないような厳しい環境で育っていました。
龍血樹苗も親の姿になるには百年以上かかるかもしれません。
投稿: さぼらん | 2010年10月10日 (日) 17時47分
TBSテレビ”The 世界遺産 赤い宝石の島ーソコトラ諸島”にて、300種が固有種であり、植物のガラパゴスといわれているこの島の竜血樹のことを紹介していました(2010年12月12日)。島中央、標高1500mのハギエル山脈中腹に自生し、季節風でできる霧から水分をとっているらしい。その赤い樹液”シナバル”は同じ重さの金と交換され、止血剤や目薬などに利用されていました。苗は13年目にしてやっと幹ができるくらい生長は遅いらしい。住民はソコトラアロエの樹液も飲んでいるようです。
投稿: さぼらん | 2010年12月12日 (日) 18時40分