コロンビアLa Guajiraのサボテン
2009年に発行された南米コロンビア、ラ・グアヒーラLa Guajiraの切手シートには、紋章のほかに、鳥(フラミンゴなど)、アロエ(Aloe vulgaris)、自然、リオアチャ大聖堂、伝統芸能、工芸品等の切手が当地の紹介をしています。
そして、強風で曲ったDividivi(Caesalpinia coriaria, ジビジビ)と一群の柱サボテンの姿の切手もあります。
そこで、La Guajiraをグーグルアース上のPanoramioで調べると、Dividiviや幾つかの柱サボテンが自生する風景を見つけることができました。
コロンビアには、Cereus horrispinus, Pilospcereus lanuginosus, Praecereus euchlorusなどが自生しているようですが、現物を見たことがなく、切手のサボテンがどれに該当するのかまでは判りませんでした。
グーグルアース上、La Guajiraに自生しているサボテン写真の位置を下記の示しました。
① 12 12'57.77"N 71 59'46.77"W
② 11 41'39.00"N 71 59'36.00"W
③ 11 36'47.62N 72 47'29.26"W
④ Dividivi 1212'46.29"N 72 3'40.99"W
・・・ところが、DividiviのWikipediaを見たら、
何とこの切手と全く同一の写真が掲載されていました。
しかも、アルバ島ArubaのDIvidiviと出ている!
百数十キロの近くの島といっても他国です。 おかしい!
アルバ発行の切手には、、サボテンやDividiviがよく登場し、ここであってもおかしくありません。 拙ブログの”アルバの見どころ”でも紹介いたしました。
コロンビアの自生するサボテン切手としては、初めての登場となるはずでしたが、
一転、疑惑付きになってしまった。
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