南ア世界遺産のアロエ
多肉植物の宝庫・南アフリカ共和国と世界遺産それに切手、それぞれ興味はありますが、これらをアロエが結び付けてくれました。
2007年ユネスコ文化遺産となったリヒターズフェルト文化植物景観Richterveld Cultural and Botanical Landscapeの記念切手が昨年発行されました。
この地は北ケープ州ナマカランドNamaqualandの北部に位置し、岩山と砂漠の乾燥地帯。
切手には2000年前から放牧生活をしているNama Peopleや、Namaqua Chameleon, Namaqua Sandgrouse, Grey Rhebok そしてBastard Quiver Treeが取り上げられていました。
早速グーグルアースで、この乾燥地帯を探しまわりやっとAloe PillansiiのPanoramio(28 24'27.21"S 16 52'57.19"E)を見つけることができました。
絶滅の危機にあるため、いつ見ても異様な光景に胸が痛みます。
なお隣接するナミビアでも同じような状態にあり、Giant Quiver Treeとして昨年切手に取り上げられました。
そして今年発行のCape Floral Region Protected Areasの切手シートには、代表的な動植物として大型のCape Aloe(Aloe ferox)が登場していました。
このケープ植物区系保護地域は2004年自然遺産として登録され、西ケープ州に帯状に広がる55万ヘクタールの地域です。世界6大植物区の一つでもあり、9000種のおよそ69%が固有種とのこと。
南アの世界遺産がいくつあるかも知らなかったのですが、これらの切手でその様子を少し勉強できました。
なおAloe feroxは緩下剤にも使われているようです。
Bitter Aloeでも、一度はアロエヨーグルト。
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