Neoporteria taltalensis 実生半年
ネオポルテリアの利踏天(Eriosyce subgibbosa var. litoralis)が今朝、小さくて洋紅色のすっきりした花を咲かせてきました。
白翁玉もそうですが、寒い時期に咲くこの属のサボテンを揃えたいと思い、メサの種を蒔いて、もう半年になりました。
小さな種子でしたが、以下の3種類は発芽後何とか生き延びています。
写真下は、①N.taltalensis KK1199です。チリ・タルタルの海岸近くの標高3~400メートルから採種されたもののようです。
ここは、以前コピアポアの自生地ということで報告した港町なので、親近感を持って購入したものです。
② 黄色い花も良いかなと思ったN.neohankeana v. flaviflora FR212Aは、タルタルの北15キロに自生。
Andersonの本では、しかしEriosyce taltalensisとなっていました。数ミリの大きさでは、変異が判りませんので写真カットしました。
③ N.iquiquensis (Eriosyce recondita subsp. iquiquensis)は、チリ北部、アリカAricaや名前由来のIquiqueイキケ辺りが自生地のようです。
この実生苗も、今は同じような刺の生え方です。
ということで、今回チリで知っていたタルタル町付近のネオポルテリアの実生半年の報告です。
違いが判るほどまでに生長してほしい、花を見たいなど期待は多々あります。
来年も少し蒔いてみようかな。
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