イタリアから竜文切手の切手
イタリアからの封書に切手の切手、それも竜文切手の切手が貼ってありました。
イタリア国際切手展(1985年、ローマ)での”世界各国の一番切手”の一枚でした。
2011年の今年は、明治4年に郵便切手が発行されてから140周年にあたるそうです。
というのは、丁度、スタンプマガジン11月号、”竜文切手・謎学の旅”に、この竜文切手が解説されていて、四十八文という額面も江戸時代の貨幣制度、九六勘定の名残ということを知りました。
それにしても、なぜ日本切手を取り上げたのかな?
察するに、イタリアの彫刻家エドアルド・キョツソーネEdoardo Chiossoneの功績を暗に示唆しているのではないかな。
この当時は手彫切手のため、手間がかかり、1枚1枚違うなどの難点があり、キョツソーネの指導の下、電胎法という技術が導入され、凸版印刷による多量発行が可能になったようです。
事実、1988年イタリアではその功績を称え、和服姿の肖像と小判切手の切手を発行しています。
竜文切手の現物は手元にありませんが、晴耕雨読、ひょうんなことで勉強になりました。
*写真上はトリノ冬季オリンピック2006年の記念切手、フィギュアスケートです。
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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: 履歴書の封筒 | 2011年11月23日 (水) 20時56分
こちらこそ、どうもありがとう。
元気づけられます。
投稿: さぼらん | 2011年11月23日 (水) 22時14分