薬用メセン Sour fig
南アフリカの薬用植物10種の切手を眺めていて、Aloe ferox(Bitter aloe)とともにSour figという多肉植物 Corpobrotus edulisに目がとまりました。
私には松葉菊と区別できないCorpobrotusは、「ギリシャ語でedible fruitsとのこと。・・・現地ではその実を生や乾燥させて食べたり、ジャムにしている・・・」ということが最近購入した"Mesembs of the World"のUses of Mesembsの項に写真付きで記載されていました。そのままだと酸っぱいのかな。
薬用植物としては、葉っぱのジュースを化粧水、咽頭痛のうがい薬、細菌感染などに用いているようです。
なお、Corpobrotus edulisの花は結構大きい(6~15センチ)ようです。色は薄黄色ですが、切手の紫花は日が経った故かな。
その他の多肉植物としては、Cotyledon orbiculata (Pig's ear), Hypoxis hemerocallidea(Yellow star flower), Bulbine frutescens(Stalked bulbine)。 それぞれの効用については調べていません。
この切手1枚で、上記本の1項目を読み直す良い機会となりました。
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確かedulisもedibleという意味ではなかったかしらん。
メセンの中では巨大な葉を持っていますから、てっきり葉を食べるのだろうと思っていました。
投稿: queiiti | 2012年5月27日 (日) 19時30分
すると、もう食用メセンですね。
なお葉は亀が食べるそうです。Sour fig jamは南ア土産になりますね。
投稿: さぼらん | 2012年5月27日 (日) 22時17分