エビサボ実生E, mapimiensisの刺
今春蒔いたエビサボの一つ、Echinocereus mapimiensisは、まだ1センチにも満たない大きさですが、灰緑色の肌と褐色の刺が出ていて、もう一丁前の姿となっています。
羽毛のように見えた刺を顕微鏡で拡大したところ、添付写真左下のように小さな突起が周りについていました。 E. davisiiやE. chisoensisの幼苗でも羽毛状の刺が発生していましたので、ミクロレベルでは意外にこの形状が一般的なのかもしれません。
デジカメのマクロ機能単独で、この程度の小さなものが写せたらサボテンの姿も一段と面白いものになるのではないかな。
(このデジカメCX3でも小突起の様子がある程度判るので、画素数を最大にして、ピントがうまく合えばいけるかな)
いろいろな表情をもっと撮ってみたいです。
なおEchinocereus mapimiensisは1998年E.F.Andersonらによって報告され、茶褐色の渋い花が咲くようです。例によって私は業者のinteresting species!に引き寄せられました。
*縮小画像はクリックすると拡大します。
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