最近のLobivia calorubra v. cardenasiana
昨年、ボリビア・タリハ産のロビビアLobivia calorubra v. cardenasiana WR498の実生を行いました。寒くなって刺が赤く色づいてきましたが、きわめて色艶良好です。
以下は、このサボの分類について、最近少し理解できた”ややこしい”紹介です。
ロビビア種は現在、エキノプシスに分類されていますが、先日仲間入りしたLobivia mizquensisは、大所帯のEchinopsis obrepndaとなっていることを知りました。 その中には、Echinopsis obrepanda subsp. calorubraがあり、シノニムのLobivia calorubra, L. cadenasianaに気づきました。
ということは、このLobivia calorubra v. cardenasiana もEchinopsis obrepandaになるのか?と思っていたら、Echinopsis ancistropha subsp. cardenasianaという分類もあり、どうなっているのかと混乱。
しかし、これらも”The New Cactus Lexicon”によるとEchinopsis calorubraとして新分類されたようです。
サボ業者のカタログには種々の名前が付与されているので、気に入った花があれば、あれもこれもと蒔いてしまってから、やっと節操のなさに気が付きました。
ともあれ、Violet Easter Lily Cactusとも呼ばれ、"Cacti and Succlents in Habitat"の表紙写真にもなっているサボなので、花が咲けばそれで大満足です。
*このサボの発芽時の姿はこちら。 今年9月、植替え時のバッタとのツーショットはこちら。 大きくなりました。
2014年5月に初花。マゼンダ色の大輪花はこちら。
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