金鯱と蝉の切手
サボテンの金鯱に蝉がとまっている?こんなことあるのかな~
そんな組み合わせ、IUCNレッドリストの生物種の小型切手シートが昨年、アフリカのブルンジ共和国から発行されました。勿論、これは昆虫や植物切手収集家目当ての発行です。
金鯱Echinocactus grusonii の姿は写真ではないようなので調べると、スミソニアン国立自然史博物館Smithonian National museum of Natural histryで活動しているIngrid Finnanの油彩画で、しかもNew York Botanical Gardenの金鯱をデザインしたものと知りました。
他の植物切手3種、チリのLobelia bridgesii,、ソマリア沖Samha isladのベゴニアBegonia samhaensis,、米国南東部のウツボカズラSarracenia flavoのデザインも同所からの転載でした。相変わらず節操のなさにウンザリです。
一方、このセミは17年ゼミ(Magicicada cassini)。 周期的に大発生する米国東部では、こんな光景もありうるのかと一瞬信じてしまいそう。 しかし、大きさのバランスも悪いし(余計な影の細工)、伸びきった後脚もいけません。どうせ昆虫の方もどこかからの引用でしょう。
まあ、金鯱の植物画を知ったということで良しとします。
*縮小画像はクリックで拡大します。 サボテン金鯱の日本切手はこちら。
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