サボテンの雌しべ
先日咲いたエビサボ明石丸とツルビニ牙城丸の雌しべの様子が他とは違っていましたので、花後、摘み取って縦断してみました。
緑の柱頭が二分していた明石丸(左)は、花柱も2本であり、それぞれに子房が対応していました。
一方、柱頭が消えていた牙城丸(右写真)では1本の花柱と子房があり、先端の柱頭が未発達の状態(幾分黄色で閉じたまま)でした。それで上からは判らなかったということがガッテンしました。
なお、Echinocereus coccineusには雌雄異花もあるとのことで、現在実生をしています。しかし、実際に確認できるのは4~6年後。 当分お預けです。
*縮小画像はクリックで拡大します。スマートな写真ではありません。ご勘弁を。
« 子供とウチワサボテンのアニメーション切手 | トップページ | 艶花丸の花の魅力 »
「サボテン・多肉植物」カテゴリの記事
- 恵比寿の秋 紅葉、黄葉、そして黄花(2024.10.09)
- サウンデルシー白馬城 咲きだす(2024.09.18)
- 真夏の恵比寿笑いの花(2024.08.12)
- パキポ エニグマチクムの葉脈(2024.07.16)
- グラキリスの実生、一月ほど(2024.07.13)
「サボ・エキノケレウス属」カテゴリの記事
- エビサボとホロンベンセの花にハナバチ(2023.05.26)
- 今年も一輪 軒下トリグロチディアツス(2023.05.17)
- 軒下エビサボテン・コッキネウスの珍しい花色(2023.05.07)
- 軒下エビサボテン コッキネウス二株目が開花(2023.05.01)
- 軒下サボテンのコッキネウス開花(2023.04.21)
「サボ・ツルビニカルプス属」カテゴリの記事
- ひっそりツルビニ 二種(2022.06.11)
- ツルビニ烏丸一輪(2022.05.20)
- ツルビニ長城丸のさくら色(2022.03.23)
- バラ丸 満開です(2022.03.16)
- この異様なサソリは何だ?(2022.01.18)
コメント