象牙丸の雄しべが動く
この季節、安宅象牙丸は次から次へと開花。 そのため結実しないよう開花後、柱頭を切り取っています。 すると10秒程度で展開していた花糸は中央に集まり柱頭を覆うような挙動。
柱頭切除済の花の雄しべに触っても、同じように中央にまとまる動き。
雄しべ(花糸)のこのような屈曲運動は、受粉とも関係しているようです。
他の花? スワボダエや亀の子、ポーチュラカの花糸は触ると動きましたが、蕪城丸は動かず、その程度も色々と判りました。
ちなみに、このような機械的刺激に感受性が高いのはウチワサボテンやハシラサボテンの花のようです(未確認)。
これからは花を見て、嗅いで、触ってということになるかも。
*縮小画像はクリックで拡大します。 上:柱頭切除済の象牙丸。下:花糸に触れた10秒後の姿。 数分後には上の写真のように戻ります。
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