A.V.Fricのサボテン
”The Cactus Explorer #11”をめくっていたら見覚えのある横顔。チェコから2012年に発行された切手と同じポーズと気が付きました。
Alberto Vojtech Fric(1882-1944)、チェコの探検家、民族学者、サボテン収集家です。
その横顔写真はFricの生涯を記述した本、"Lovec kaktusu"のカバーになっていました。
彼は沢山のサボテンを発見・分類し、Stenocereus fricii に名前を冠しています。
手元の写真集”Cacti The Illustrated Dictionary”にはGymnocalycium mihanovichii(瑞雲丸),Obregonia denegrii(帝冠), Rebutia einsteinii など10数種に最初の報告者として表示されていました。 ”世界サボテン史、伊藤芳夫著”には白檀を用いた交配種を作出したとの記述。
私には縁が薄いなと当初思っていましたが、一昨年まいたLobivia haematantha v. kuehnrichii やRebutia pygmaea v. haagei は、彼が見出したサボでありました。
すぐ、先人の紹介記事をしっかり読みました。
*縮小画像はクリックで拡大します。切手はパラグアイの地図とフリックの横顔。
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