黄花、赤花黄裳丸の実生
フレーム内はロビビアの花が真っ盛。写真のカキコにも鮮やかな初花が咲きました。
黄花は緋裳丸(緋色ではありません)。赤花は赤裳丸です。ゴルフボールほどの小玉ですがバランスよく咲いてくれました。
「原色花サボテン(伊藤芳夫著、家の光協会)」で調べると、両種とも白檀と黄裳丸の交配種。 気になったのは赤裳丸の花弁の感じが私の株と違う点です。
むしろ「The New Cactus Lexicon」のLobivia aurea ssp. aurea(L. dobeana)の花に良く似ています。
それゆえL. aurea v.dobeana TB454.1の実生を先月行いました。またL. aurea v shaferi R152やL. aurea v. albidiflora GC950.06の実生も。
私の黄裳丸では、花ビラや色合いが実生苗毎に微妙に異なっていましたので、この僅かな差を、これから楽しみたいと思っています。
最後に蛇足。
上記本の緋裳丸の項にはフリックが赤花黄裳丸を作ろうとするものの失敗したとの記述がありました。 あのチェッコのAlberto Vojtech Fricのことだと名前だけ理解することが出来たところです。
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