エリック・スベンソンとユーフォルビア
趣味のサボテン・多肉植物切手蒐集の話題。
添付カバーのカシェにはユーフォルビアEuphorbia narvae とエリック・スベンソンEric Sventenius(1910-1973)が描かれています。
カナリア諸島・テネリフェ島の都市プエルト・デ・ラ・クルスで生誕100年を記念して作成されたカバーのようです。
このユーフォルビアEuphorbia narvaeはテネリフェ島に自生するEuphorbia atropurpureaとE. rigis-jubaeとの交配種で、スベンソンが命名したとのこと。記念印にも2メートル程になる灌木と葉苞が描かれています。
スウェーデンの植物学者スベンソンはグラン・カナリア島に約500種のカナリア諸島の固有種を主体としたカナリア・ビエラ・イ・クラビホ植物園Jardin Botanico Canario Viera y Clavijo(1959年開園)の初代園長。庭園形式の園内にはサボテンと多肉植物庭園もあります。
グーグルアースで訪れてみると定番の金鯱が植えられていましたが、固有種の竜血樹ドラセナ・ドラコが育種されていました。
植物園のグーグルアース上の位置は、28 3'50.89"N 15 27'45.48"W
肝心のユーフォルビアEuphorbia narvaeは? 灌木なのでよくわかりません。
次に続きます。
* ちなみに普通切手の人物はファン・カルロス一世(昨年6月、スペイン国王を退位)。
« レブチア 白とピンクの花 | トップページ | カナリア諸島の竜血樹 »
「グーグルアース遊」カテゴリの記事
- ロス・カルドネス国立公園のカルドン(2020.02.26)
- ラス パルマスのカクタスガーデン(2017.08.14)
- レソトのアロエポリフィラ(2017.02.23)
- "LOOK-OUT TREE"(2017.01.13)
- エチオピアのラクダとウチワ(2015.06.29)
「多肉植物の切手」カテゴリの記事
- カーボベルデCarbo verdeのアロエ切手(2023.09.03)
- 南部アフリカのバオバブの受粉仲介者はオオスカシバが関与か(2023.05.27)
- 絶滅危惧種切手2023年にアロエ フェロックス(2023.04.28)
- 塩湖のバオバブBaobab切手(2023.03.27)
- ブラジルからサボテン・多肉植物切手(2022.12.14)
コメント