リト幼苗 元気になる
猛暑に耐えてきたリトープスの幼苗達は、この頃の涼しさで幾分元気になってきました。
写真は昨秋に蒔いた琥珀玉C143Aです。 4月の脱皮後、更に脱皮を重ねて模様も太くなってきました。 そろそろ植替えをしようと思ってます。
今年4月、脱皮した時の姿は、こちら。 同じ配置です。
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猛暑に耐えてきたリトープスの幼苗達は、この頃の涼しさで幾分元気になってきました。
写真は昨秋に蒔いた琥珀玉C143Aです。 4月の脱皮後、更に脱皮を重ねて模様も太くなってきました。 そろそろ植替えをしようと思ってます。
今年4月、脱皮した時の姿は、こちら。 同じ配置です。
食用のバーバンクウチワは、夏も終わりになっても新芽が出てきません。今年一層大きくしようと果樹用の大鉢にして植え替えたのに、まったく残念です。
新芽がない茎節は堅くなるだけ。当然食用にもなりません。トホホ
添付画像は、ルーサー・バーバンクLuther BurbankのFDCです。 刺無しサボテンを目指して、ウチワの子苗を選別している様子です。
来年こそ、バーバンクウチワの果実を食べたい。
刺のないサボテンの物語はこちら。 ルーサー・バーバンクとバーバンクウチワの実の絵葉書はこちら。
3年前に播いたレブチア・ヘリオーサRebutia heliosa WR314が子吹きしてきました。
しかし、残念ながら、写真のような姿。
遅々とした生長、しかも貴重な一株がこの春にナメクジに食われて、芯止めされたためです。それでも、この夏になって膨らみ、整然とした刺座模様がくっきりしてきました。
良い感じと思いつつ、刺を摘んで顕微鏡で覗いてみました。
鋭い刺には、細かい突起があるんですね。 茶色の部分ははっきりしませんが、節のある綿毛が1本伸びていました。 ミクロは別世界でした。
*レブチア・ヘリオーサ実生8か月頃の姿はこちら。
今年も咲いたサボテン・金鯱の花殻3本を眺めて。 種子はどこにあるのだろう?
そこで、昨年の花殻(”敬老の日”の初花)を力を込めて摘んでみた。
綿毛に包まれた大きな子房が出てきました(全体7センチほど)。
中身は透明なゼリー状に茶褐色の種子と緑色の子葉。 中で発芽していたようです。
種子の総数は約300個。 ・・・これから実生、もう私には無理です。
ともあれ、金鯱は自家受粉し、結実することを半世紀かかって知りました。
*綿毛に包まれていた子房(薄緑色)。 この綿毛は一般的な節のあるチューブ状構造。
今春の植替え時、古葉は枯れ、根も生気が無く萎れているような状態だった私の実生ソテツ、この猛暑でやっと新葉がでてきました。
今まで管理し過ぎていたので、今度は放置。雨風に打たれるような場所に移動しました。
なお、このソテツに居候していたディンテランタスの幻玉は、仲間のもとに既に移動しております。
今日は涼しい風が吹いており、窓を開けて過ごしています。
さて、猛暑に伸びてきたパキポ・恵比寿笑いの花は、現在順調に4,5個目が咲いています。また側枝の蕾も今週には開きだしそうです。
先に、花の構造、受粉の仕方(させ方)を再確認しましたので、3個の花で人工授粉を試みました。
1個目は子房を傷つけてしまい失敗。写真は上手くいった3個目の子房の様子。開花3日目の朝に落花し、左は落花2日目、右は4日目。
子房は少し膨らみだし、また中央のへこみも見えだして、鞘らしき雰囲気が感じられます。なお、同時に咲いた2個目の子房も同じ様子(写真右、左から2番目)。
順調なら一月後には2本の鞘が伸びているかもしれません。
*写真右、結実した子房の奥が6個目の蕾です。
ペルーのサボテン、マツカナ・オレオドクサMatucana oreodoxa KK 1591Aの実生を始めて1年。やっと刺がしっかりしてきました。しかし、同期の黄花M. weberbaueriに比べて二回りも小さく、しかも、これ一つのみ。前途多難です。
ところで、オンラインジャーナル”Cactus Explorer No1”にて、オレオドクサの変種Matucana oreodoxa v. roseifloraの発見記事が出ていました。
今年、その種子が発売されたので、急遽蒔いてみました。まだ発芽2か月程で、徒長した弱弱しい姿ですが、なんとか猛暑に耐えています(写真下)。
ピンク系の花となるようです。
マツカナ・オレオドクサの花切手は拙ブログ右側”サボテンの切手帳”に掲示しております。
オーストラリアの木を紹介した切手が今年3月に発行されました。うち1枚はオーストラリアのバオバブBaobかなと思ったら、クイーンズランド州原産Queensland Bottle Treeでした。
アオギリ科ブラキキトン属のブラキキトン・ルベストリスBrachychiton rupestrisという木で、幹が徳利状になり、和名はツボノキ、トックリノキ。 そのものずばり!
画像FDCに描かれているように、西オーストラリアのバオブと同じく幹に水を貯めるようです。
他は① レモンユーカリLemon-Scented Gum(Corymbia citriodora)、葉はレモンの香り。 ② Moonah(Melaleuca lanceolata) 写真の木はメルボルン近くのチャーチル島の樹齢350年 ③Green Fig(Ficus virens) 、写真はケアンズ近傍アザートン・テーブルランズの樹齢500年の着生木。