ソマリアキリンとアロエ
先日(8日)国際自然保護連合(IUCN)は、キリンを絶滅する恐れがある「レッドリスト」に加えたとのニュースがありました。人口増にともなう生息地の減少、密漁、社会動乱等でここ30年で40%程減少しているとの事。
そこで、ソマリアから1994年に発行された木立姿のアロエとキリンの切手を探し出しました。
まず初めに、ソマリアにキリンがいるの?
それがなんと動物園でよく見かけるアミメキリンはエチオピア南部、ケニア北部、ソマリア南西部に生息し、別名ソマリアキリンSomali Giraffeと呼ばれているんですね。 知らなかった!
ところで、メインの木立状のアロエの種類は? ソマリア固有種で高さ15メートルほどになるAloe eminensと推測しました。
北部ソマリア、標高2000メートルほどの狭い範囲の森林・渓谷に自生しており、こちらも2013年レッドリストに加えられていました。
ともあれ、嘘っぽい草原風景での組合せ?と疑っていた切手でしたが、このキリンとアロエがソマリアを代表する種であり絶滅危惧種であることは分かりました。
*多肉植物切手の前回記事(アロエエキス作り)は、こちら
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