愛鷹山水神社の鳥瞰図
伊豆半島ジオサイトがらみの地元ネタです。
添付画像は丹那トンネルが開通した記念に沼津市役所から発行された観光パンフレットの表紙です(上半分、昭和9年12月1日発行)。「富士箱根伊豆の湯巡り沼津より」と沼津起点で観光スポットを描いております。
まず昭和の初め、沼津から愛鷹山へのハイキングコースがあり、途中の山腹に八大龍王神社が表示されていたこと(画像中央)。
現在では「桃沢川の源流にあたる水源地で、明治38年に建立。八大龍王(龍神)を祀り、海洋渡航者や漁師などに信仰を集めている。・・・愛鷹山の溶岩の上を流れ・・・」(長泉ジオ巡りマップより)と、伊豆半島ジオポイントの一つとなっております。
私は大分昔、愛鷹山からの下り道を見失って、夜中に水神社で水分補給したことがありました。
また、コース上には沼津市櫻園という名所も! 現在では忘れられていますが、長泉沼津インター付近に桜畑という地名があるので、ここら辺りかも。
もう一点、沼津アルプスの起点、香貫山に航空燈台の表示!
今は無いので調べると、有視界飛行の昭和8年、夜間の定期飛行(東京~大阪~福岡)のために設置され、昭和20年に廃止されたとのこと。山頂から北400mの稜線上らしい。
小さなパンフレットでしたが、地域の歴史を知る良い資料となりました。
最後に、三島が三十島となっている所は、謎。
* 画像はクリックすれば拡大します。
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