苦しいサボの表情
サボテンの花が次から次と咲く良い季節です。 しかし、毎年この波に乗れず、気がかりなサボテンも出ています。
まず、無加温のフレーム内で冬越ししているテロカクタスの紅鷹。 この時期は、シワシワの赤褐色肌に、蕾が伸びています。< /p>
実生11年になっても、不安な気分にさせます。 早くふっくらとした夏の姿になってもらいたい。
*Thelocactus heterochromus
次は実生3年目のロビビア クラーン・ジュケリ。 テカテカした若草肌が特長ですが、紫色の苗が一つ。 気になります。
右隣の苗も、つい先日までこの色でした。丈夫なサボでも、この色に驚きます。
*Lobivia krahn-juckeri BLMT 798.03
次の写真はロビビア マルソネリ(実生5年)。 大輪の花(予定)ですが、それどころではありません。消滅するかの瀬戸際。
フレーム内で大事に育てて5年。 やっと指先程度の大きさ、しかも色艶悪いです。
最後の手段として、今年軒下に移動しました。
小さな刺が微かな希望です。
*Lobivia marsoneri v. iridescens WR38(Humahumaca,3500m, Arg)
次も不調子のためフレーム内から追い出されたロビビアのラテリティア(実生5年)。
ここにも赤褐色でシワシワの苗。
それでも、ここ1週間ほどで皺が少し膨らみ、下部に緑色がさしてきました。
*Lobivia lateritia v. WR500a (Yunchara, Bol)
最後は実生7年目になった平たく縮んだツルビニのハウエルニギー。
他のツルビニよりは遅れて、膨らんでくると判かっていても、この姿を見るのは辛いです。(写真の苗は、、少し膨らんで来ています)
*Turbinicarpus schmiedickeanus ssp. jauernigii
以上、このサボ達の苦しい状態は、回復とともに忘れてしまいますので、季節の表情メモとして残しました。
まだたくさんありますが、長くなりました。
☆ ご訪問ありがとうございます。
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