「砂の花」を読んで
今週は黙々とリトープスの植替えをしております。
その合間に、先日オークションで入手した古(希)書「砂の花 サボテンに魅せられて 東 朝義著」を読んでいます。
昭和61年に発行されたサボテンに関する随想、メキシコへの現地球探訪記です。
著者は学校教師の傍ら、鳥取シャボテン協会で活躍された、いわゆる超ベテラン趣味家であります。
毎日の生活の励みとなり、生きがいとなっているサボテンに関する栽培と鑑賞、短歌、絵画、切手収集へと広がった趣味34年間の集大成としてまとめられた冊子です。
同じようにサボテン趣味を有するものとして、先達の気取らないサボテン愛やサボテンを介する交流は大変心温まる内容でした。
なお、表紙写真は兜丸ですが、煎餅のような原産地球百球を引き取って開花までにした苗と思います。”カクタス150号”の表紙を飾ったとか。
現在はサボテンに関すること、全てがオンラインで入手できますが、本人の思いが詰まった一冊の本を静かに読むことは楽しい事です。
ご訪問ありがとうございました
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